ごぼうの梅煮

日常をアートする♪ ホリスティック養生のすすめ
今日はキッチン薬局編で、「ごぼうの梅煮」をご紹介します。

「ごぼうの梅煮」 は、我が家のストーブが活躍する時期恒例の、食養生メニューです。とくに年末になり家にいる時間が長くなると作り始めます。

昨年の2月ごろのブログ記事 
新鮮なジビエを堪能 でもご紹介していたのですが、年末にフェイスブックページでご紹介したら、反響が多くて、もうちょっと詳しく作り方を教えて欲しいという声もあったので、ここに改めてまとめておきたいと思います。

<材料>

  • ごぼう(泥付きの太めのものがおすすめ)
  • 梅干し(天然のもので、塩のみで昔ながらの製法で作られているものがおすすめ)

<作り方>

ごぼうを5~8㎝くらいに切って、鍋にひたひたよりも多い水を入れて、梅干しを投入。梅干しの数は、「ごぼう2本くらいなら、1個で十分なことがほとんどです」と、奥津典子さんのブログにありましたので、それを参考に、あとはみなさんご自身の直感に従って、やってみてくださいね。

当たり前なのですが、ごぼうの長さや太さも、産地によっても全然違いますし、ごぼう2本あったけど、そのうちの1本の半分はきんぴらに使ってしまったから、残りは1本半で、その分量で作るとかもあるでしょうし、逆に2本半のごぼうで作ることもあるでしょう。

そのときそのときなので、ぜひやってみて、ご自身で良い味を掴んでいっていただければと思います。

ちなみに、我が家では、年末に仕込んだ分は、かなり立派なごぼうが2本でしたので、自家製梅干しの小さめのを選んで2個投入しました。

そして、10時間~30時間くらい、コトコト弱火で煮ます。
我が家はストーブがあるので、ありがたいことに、ほんとに火加減も気にすることなくひたすら煮ることができます。

私が育った昭和な家に住んでいますので、冬は寒くてたまらないのですが、こういう煮込み料理には、ほんと昭和なストーブが重宝します。

10時間も煮込めば十分ごぼうも柔らかいし、美味しく食べられますが、

お時間あるかたは、ぜひ20時間ぐらい煮てみてください。私の感覚では20時間~25時間を超えたぐらいから、突然香りが変わって、なんともフルーティーな香りがしてきます。そして、味見してみると、それまではごぼうと梅干の味がそれぞれ感じられて、まさしくこれは「ごぼうと梅干だね」という感じの味なのですが、その甘ーい香りがしてきたあとでは、もう、まったく別物になっています。

初めて食べた人はごぼうだとはわかるけど、これなんでこんなに甘いの!?味付けはなんなの~!?

と、みなさん驚かれます。

うちの夫は、これ「チェリーみたい」と言っておりました。

そう、とってもフルーティーで甘くて、まるで果物のような味になっていて、
ごぼうと梅干からは想像がつかない味になります。

これぞ、料理の醍醐味!ここまで煮ることで味が変わることを発見した先人たちは本当にすごいなと思います。

ですが、ストーブの上で煮物ができるようなレアなストーブがあるお宅も少ないと思うので、そういう方はぜひ

なるべく厚手の鍋を使い(できれば土鍋)、しばらく火にかけたら、火からおろし、しばらく毛布などでくるんで保温しておいて、また時間のあるときに火にかける。これを繰り返しながら、煮込んでいく方法もおすすめです。

我が家でも、家を空けるときや、寝る時は、お鍋を保温する専用のカバーがあるので、それにすっぽり入れておきます。

我が家は土鍋でご飯も炊いているので、これがあるとほんと便利です。かなりの時間、熱々のまま保温できます。

出来上がりは、こんな感じ。

左側はお正月にお屠蘇と一緒に頂いた時の写真です。

ごぼうの梅煮は、単純に美味しいのですが、
美味しいだけではなくて、たくさんの養生効果があります。

以下↓ オーガニックベースの奥津典子さんのブログより、引用させていただきました。

あまーく、あまーくなります。
なんともいえない奥行きと繊細さ。
ごぼうって、なんてすごいんだろう。
授乳中のお母さんも、おっぱいの出がよくなったり
母乳が美味しくなりますよ。
女性の胸の形も胸の色もよくなりますよ。
このお料理は数日、もちます。
そして、このごぼうの梅煮
もう、ありとあらゆる病気に、食べ過ぎに良い。
リンパも、乳がん系、甲状腺系のお病気も
子宮系のお病気も
大腸や小腸や、心臓や肺の病気にも
肌の病気にも
精神不安にも
前立腺や肝臓や胆嚢の病気にも
髪の毛とか、爪とかの悩みにも、しみを消したいという人にも
もう、何にでもものすごく浄化作用、強化作用があります。
放射能の不安がある人もぜひ。

食べ過ぎにもよいそうなので、お正月食べ過ぎてしまった人にも良さそうですね!実際、このごぼうの梅煮、シンプルだけどとっても味わい深いので、とても満足感があります。食いしん坊の私でも、美味しいからといって、一度に全部食べてしまう!というふうにはならないですね。自然とほかのご飯やおかずも、よく噛んで味わって食べるようになっている気がします。
なので、毎日ストーブで温めながら、何日もかけて頂きます。お弁当にも重宝します。

個人的には、胸の形も胸の色も 良くなるって、
どれくらい食べ続けたらそんな効果がでるんでしょうね??
ちょっと興味あります(^_^;)

個人的なことはさておき、これだけ美味しくて、こんなたくさんの養生効果があるんだから、嬉しいですよね。

ぜひ、泥付きのごぼうが手に入ったら、作ってみてくださいね!