調和のもたらすもの 続き
みなさま、こんにちは
先日の記事の最後で、
『調和のもたらすものは、いっけん不調和に見えることがある!』
と、書かせてもらったのですが
調和がもたらすものが、不調和だなんて
なぜ、なぜ!?
と、思いますよね。
なぜかというと、その理由は簡単。
私たちが、普段生活するなかで、
これが、ふつうだ!
と、思っている、自分自身の身体の感覚や心の状態じたいが
そろそも、完全に調和された状態ではなく、どこかしら、何かしら不調和の状態になっている方がほとんどだからです。
いつも登場するアーユルヴェーダの蓮村先生から伺った話で
先生が若かりし頃、病院で夜勤のアルバイトをしているとき、
年に1度か2度は、必ず小さな赤ちゃんが、タバコの吸殻を食べてしまった!
と、お母さんが血相を変えて、飛び込んでくることがあったそうです。
でも、そんなとき、絶対に赤ちゃんは飲み込んではいないので、全然心配はいらないのだそうです。
なぜなら、タバコの吸殻なんて、赤ちゃんにとっては、普通苦くて不味いしろものなので、間違って口に運んでしまったとしても、すぐに赤ちゃんは、吐き出してしまうそうです。
それが、人間本来に備わっている、動物的な本能だそうです。
それが、大人になって美味しいと感じるようになるのは、
実は、脳や身体にストレスが溜まってしまっているからで、本来とても調和的で、一切ストレスや毒素を身体にも脳にも、心にも溜め込んでいない人は
タバコは、美味しいと感じないのだそうです。
アルコール飲料も同じだと、蓮村先生はおっしゃいます。
お酒やタバコは、代表的な例ですが
甘いものをついつい食べ過ぎてしまったり、必要以上に辛いものを好んで食べたり、
あるいは、休みなく働いてしまうほどのワーカーホリックな人も、じつは、気づかないうちにストレスを溜め込んでいるので適度に休むことさえできなくなっていたりするのです。
この忙しい現代社会のなかで
完全に調和が取れてる人なんて、そうそういないですから、
その状態で、
例えばお白湯のような(水と火と風の性質が調和されている)調和の質を取り入れるとすると
(こちらの記事も参考にされてください
→https://midorin.net/?p=1126 )
身体や心の不調和が、調和に向かって自動的に調整されるため
そのときに、いっけん不調和と思われるような症状が現れたりするのです。
義母にお白湯をかなり前に進めたのですが、排泄が緩くなりすぎてしまって、外で急に行きたくなっても困るからと、そのときはすぐにお白湯習慣はやめてしまったそうで( ̄▽ ̄;)
ちょっと、残念と思っていたら
最近、どうもお通じがスッキリしないそうで、家にいる日は、お白湯を飲んでみようと、また再開しているそうです!
今回は、とくに目立った不調和の症状は起こっていないようで、美味しく快適に飲めているようで、お通じのほうも、完全に良くなったわけではないけど、少しずつ整ってきているようです。
私は、お白湯と早寝と同時に始めたのですが
それまで、睡眠時間もまちまちで、どちらかというと朝型ではあったのですが、バラツキがあり、それほどたっぷり寝てもいなかったのですが
早寝して、睡眠時間もしっかり確保しているし、
早寝するために、夜の予定はほとんど入れなくなったので、時間的にもちょっと余裕がもててるはずなのに、
最初の1ヶ月くらいは、
夜22時に寝て、5時頃まで寝てるのに
夜8時過ぎになると、また眠くて眠くて仕方なくなるというのが、続きました。
こんなに、休んでこんなに寝てるのに、なんでまだ眠いの!?
と、不思議に思っていましたが、
蓮村先生の診察のときに聞いてみると
「それは、じつは疲れていたんだということを、ちゃんと認識できるようになったのですねー」
との回答。
前にこのブログのどこかにも書いたのですが、
始めて蓮村先生に診ていただいたとき、
『仕事辞めれないですか!?』と言われてしまったぐらい、じつは疲れや毒素が溜まっていて、休息を必要とする状態であったのですが
わたしは、超健康体だ!
と、思っていたわけなので
その認識じたいが、全然違っていたわけなのですよね。
なので、調和をもたらすはずの、お白湯や、早寝の習慣を取り入れはじめたら、
最初は、かえって疲れやすくなってしまった気がして、あれ??と思ったのです。
私の場合は、お白湯は単純に美味しかったし、早寝することじたいは心地良かったし、朝起きたときの爽快感はたまらなく気持ちよかったので、無理なく習慣にはなりましたが、
人によっては、最初お白湯があまり美味しいと感じられなかったりもするようなので
美味しくないうえに、排泄がおかしくなったり、疲れやすく感じられたりしたら、
普通は、まさに不調和な状態だと感じ、
これは自分には合わない!
と、思ってしまいますよね(⌒-⌒; )
それ以外にも、鼻水が出たり、頭痛がしたり、風邪のような症状が出る場合もあります。
でも
これらは浄化現象といって、通常は1週間ぐらいで、自然とおさまっていくものなのです。
そして、さらにまたしばらくたつと、また次のストレスが解消が始まり、数日イライラしたり、だるさが増したよな感じがしたりして、また自然とおさまっていきます。
こうして、少しずつストレス解消はおこっていきます。
すると、今度は今までの人間関係や職場での仕事の進め方なんかにも、違和感を感じるようになったりします。
今まで、当たり前に過ごしていた環境が、なんだか窮屈に感じたり、荒々しい話し方をする人に気が付くようになったり、それが習わしだからと当たり前に行っていた仕事の進め方に疑問をもつようになったり。。。
私の場合は、食べながらのミーティングや、はっきり終わりの時間が決まっていない仕事のミーティングが、とてもおっくうに感じるようになりました。
夜、仕事終わりに、仕事仲間やお客さんと夕飯を食べに行って、飲みながら食事をするというのも、よくある日常の一コマだったのですが、
当然、飲んで食べてだとお腹が重くなるし、帰りも遅くなり、朝起きた時の壮快感が感じられなくなってしまうので、
だったら、早く帰って夕飯は軽く済ませて、今日も早く寝よ!
と思うようにだんだんとなってきました。
もちろん、急に今までの日常を全て変えられるわけではないし、もともとお酒も大好きだったので、急に全然飲まなくなったわけではないのですが、
お白湯習慣を始めてから10年ほどたった今では、ほんとに飲まなくなりました。
お正月くらいは美味しいお酒を飲んでみようかなという思いはあるのですが、あんなに好きだったお酒をそれほど欲しなくなっている。。。
そして、いつしか、この人アルコール中毒になってしまうんではないかと思うほど、たいして強くもないのに、毎晩かかさずお酒を飲んでいた夫が、本当に何か特別なことがあるとき以外は飲まなくなりました。飲んでも、ほんの一口二口程度。それも、お正月と夏休みぐらい。。
それも、無理やりやめさせたわけでもなく、本人がお酒をやめよう!と思って何かしたわけでもなく、それまでの仕事に加えて新しい仕事がはじまり、それが朝早い出勤が多く、それで夜は飲まずとも眠れるようになり
(お酒を飲んでいたときは、本人曰く飲まないと眠れないとのことでした。)
それで、久々に飲んでみたら、ガンガンンに頭が痛くなり、少ししか飲んでいないのに次の日は二日酔いのようになり、一日無駄になってしまったりして、
貴重なお休みをそんなことで無駄にするなんて、もったいなくて
結局、お休みの前の日も飲まなくなり、あれだけどんなときもお酒買わなきゃ、お酒買わなきゃ!と言っていた人が、
お酒からすっかり、離れてしまいました。
そして、新しい職場では近くに食べるところもないので、必ずお弁当をもっていくようになり、
そのせいか?
その職場に行くようになってからの一年で、健康診断の数値が改善した!
というような嬉しい変化もありました。
あれ!? この嬉しい変化、私の手弁当の効果だと自負していたのですが、
このように書いてみると、毎晩飲んでいたお酒を飲まなくなったんだから、そりゃあ、いろいろな数値もよくなりますよね。。。
わたしの手弁当効果ではなかったかも。。。(^_^;)
それにしても、今年のお正月に兄が持ってきてくれたお酒が、まだ冷蔵庫に眠っているのです。。。
こんなこと、ほんと数年前まででは考えられなかったことなので、我ながらほんとびっくりです。
そして、昨年、鍼灸の学校を無事に卒業し、国家試験にも通り、
帯広での研修を終えてからは、基本わわたしが家にいるので、夕飯を夫と母とわたしの三人で囲むことが当たり前になりました。
深呼吸空間『Green Salone』をつくり、鍼灸治療院を開業してからは、わたしも日々施術が入っていると思うと、やはり自分の体調管理がとても大事なので、より日常の暮らしを大切にするようになりました。
その結果、その晩御飯を家族で囲むという、その当たり前のことがなんとも心やすらぐ時間になりました。外食が大好きだった夫も、少々遅くなっても家で食べよう!と思うことが増えたようです。
そして、早寝して、早起きして、そして朝のお散歩!
この朝のお散歩は、帯広研修から帰ってきてから、ようやっと少しずつはじまったのですが、
帯広は大地も空も広く、空気が美味しく、人がいなくて、ほんと広々気持ちのよいところで、そんな大地が私は大好きなのですが、
東京にもどり、多摩川でのお散歩をはじめたら、
「あら、北海道まで行かなくても、こんな近くに、広々として木々がたくさんあって自然豊かな、気持ちのよい場所があったじゃない!」
と、気が付いたのでした。私が小学校のときから育った場所なので、ずっとそばにあったのに
今の今まで気が付かなかったななんて!
ほんと、人は身近にありすぎると、その良さに気づかないものなのかもしれません。
またもや、まとまりのない文章になってしまいましたが、
調和のもたらすもの
それは、いっけ不調和に見えることがあるかもしれないですが、
長い目でみると、自分にとってのちょうど良い♪ 心地良い♪ 日常が創られていくための、変化の一環に過ぎないのだと思います。
最終的な着地地点は、そのときの自分の望むものではないかもしれないですが、
(わたしも10年前には、決して今のような暮らしを望んでいたわけではなかったです。。そのときに想像することさえもできないような今の状況なので、望むことすらできなかったというのが正しいかな。)
それでも、想像をはるかに超えて、自分や家族や身近な人達にとって、心地よく過ごせる日常がもたらされていくのだと思います。
そして、今のこの状態も、まだまだ変化していくのだと思います。
そして、より最適に、より円滑にものごとが整っていくのだと思います。
私も、この後もさらにどんな変化が待っているのか?5年後、10年後、30年後、どんなところに着地しているのか?
楽しみながら毎日を大切に過ごしたいと思います。
というわけで、結論
グリーンサロン治療院での施術を受けたり、セミナーに参加したりして、
その後に体調がいっけん悪くなるようなことがあったとしても、みなさん、慌てなくて大丈夫です。
通常は一週間ほどで、自然と経過していきますので。
ま、それもそういう症状が起こる人ばかりではありません。
うちの治療院では、その日はよく眠れて、とてもスッキリした!という人が、あっとう的に多いですかね。
ま、何か心配なことがあれば、遠慮なくご連絡ください。
今日から12月、なにかとお忙しいとは思いますが、ぜひお白湯を飲みながら、調和とともにおすごしくださいね。
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