暮らしをアートする♪ホリスティック養生の原点その①

このブログを初めて、もうすぐ3年なのですが、

「暮らしをアートする♪ホリスティック養生のすすめ」というタイトルに変えたのが、おそらく2年ぐらい前でしょうか。。

その前はどんなタイトルにしていたかも忘れてしまったのですが(^_^;)

2、3日前に 懐かしい学びの師匠とその学びの仲間と再会して
わたしの今の活動に繋がる原点を思い出す機会があって、

そのあとで、またいつも語り合っている友人からも
ぜひそのことブログに書いて欲しいとのリクエストももらったので

今日はそのことについて書いていきたいと思います。

今の活動に繋がる原点といえば、もう遡ればきっと姉が小さい頃に病気をしたことにまでいきつくと思うので(身近な東洋医学)、厳密にいえばこれがきっかけで!とは、なかなか一言では言い表せるものではないですが

それでも「暮らしをアートする♪」「日常をアートする♪」ということをキーワードとして取り入れている背景としての

一つの大きなきっかけがあるので、ここではそれについて書いていきたいと思います。

「暮らしをアートする♪」「日常をアートする♪」ということを自分自身が意識するようになったのは、

じつは、 山梨県 南巨摩郡 増増穂町  にある登り窯での2日間のワークショップでした。

「触覚の1デイ」と名付けられた一泊二日でのそのワークショップは、
アート・アンド・ブレインというところの主宰です。

脳の右側で描け」という書籍で有名な、ベティ・エドワーズ博士の理論を実践している、日本で唯一の公認団体であり、斎藤 由江 先生という、右モードバリバリのとっても素敵な先生が一人でされています。


右モードの思考は、自分の個性やペースに「自分で」気づき、それを伸ばす大きなきっかけにもなります。
脳のけもの道」を開通させ、いろいろな可能性を開かせる、とでも申しましょうか。
当ワークショップにも、「絵も上達したが、自分の仕事や生活も、何だかいつのまにか『上達』した気がする」という反響を多数いただいています。

アート・アンド・ブレイン のHPより

こんなふうに、ホームページでは紹介されていますが、
最初 2007年の夏にアート&ブレインの5日間のワークショップに参加したのが、わたしにとっては大きなきっかけなのですが、

絵なんか、それこそ小学校以来描いたこともなく、しかもめっちゃコンプレックスを持っていたわたしが、たった5日間のワークショップに参加しただけで、

本当に、これ私が書いたの??

と思うような絵が描けるようになってしまいました。

当時描いた絵がどこを探しても見つからず ( ̄▽ ̄;)!!
本当に残念なのですが、

そして、そのワークショップで体験した「右モード」にすっかり魅了されて、

そのあとも、ときどき時間を作ってはアフタフォローの講座に参加して
「斎藤ワールド」「右モード」を楽しんでいました。

そして、5日間のワークショップを受講して2年後の夏に参加したのが

「触覚の1デイ」でした。

先生からときどき送られてくる案内メールには、こんなふうに「触覚の1デイ」が紹介されています

大自然の中で土をこね、眠っていた(?!)”触覚”を刺激します♪
山をわたる風、山小屋の後ろを流れる川の流れの音、
鳥やカエルの声(聴覚)
山のおいしい空気(嗅覚)
そして、土地のおいしい恵みをいただく食事(味覚)
違った種類の土こね(触覚)
火を通して初めて作られる、陶芸。
夜の火入れは(視覚)幻想的です。
清々しい涼しさの中、色々な種類の土をこねます。 
指でさわる土の心地よさ、
感性の趣くままに造形を作ります。
池田満寿夫は、晩年、山梨県増穂登り窯で作陶する日々でした。
彼の没後、一緒に活動していた、
太田さんが意志を継いで登り窯を主催。
その窯場をお借りしての触覚の1デイ。
太田さんが皆の破天荒な!?造形にびっくりして
“是非、毎年いらっしゃい、”と。
もう10年以上も続いています。
池田満寿夫は”脳の右側で描け”の本を持っていて
エドワード博士を大変評価していたというのを
太田さんから伺いました♪
この他、有名な酒蔵を訪ねたり、
山の斜面にある古民家の自宅をギャラリーにしているお宅も訪問。
温泉で(露天風呂もあり)身体を伸ばします♪
町営の温泉は、露天風呂もあり、
休憩所は、地域の特産や野菜を
ご近所の方が野菜、漬け物、アヒルの卵(?!)等、持ち寄っての販売場でもあります♪ 
山の上の清々しい空気の中では、
空気も食事も格別です。
登り窯の窯場は朝晩冷えますので、そのご用意を。
  

そして、いつか参加したいと思いながら、2年後の夏(2009年の7月)にやっと参加できたわけなのですが

大自然の中で過ごす2日間は、ふだん人工的な建物に囲まれて、目や頭を酷使しがちな都会生活を送っている身にとっては、ほんとうに貴重な体験でした。

陶芸は初めてでしたが、何時間でも時間を忘れて没頭できる。

5デイでも感じていましたが、頭で考えずひたすら手を動かすって、
ものすごく集中できるし、頭はすっきりして、どんどん感覚が研ぎ澄まされていくのです。

みんなで一緒に料理をして、それで食卓を囲むのもとても楽しい時間だったし、先生が作るお料理の彩りの良さがとても印象的だったのを、今でもよく覚えています。

そして夢中で過ごした2日間が終わり、みんなと別れて
甲府から特急列車にのり、一人になったときに

わぁーっとその二日間で体験したことが走馬灯のように頭のなかを駆け巡り、
しばし一人フィードバックのような時間を過ごしていたのですが、

そのときにとっても大切なことに気が付いたのです。

続く。。

(ちょっと、長くなるので続きはまた次の記事にて書きたいと思いま
す。)