健康増進は最大の病気の予防なり

ビジネスの現場などでは、「攻撃は最大の防御なり」

とよく言われますが、

私たちが命ある限り、健やかに生きたいと考えた時、

そのために、病気の予防をしたい、考えたときに、

攻撃は最大の防御なり に 習うとすると

「健康増進は最大の病気の予防なり」

となるのではないでしょうか。

そして、それをアーユルヴェーダ的に言うなら
「完全な健康」を目指すこと

となるでしょう。

アーユルヴェーダでいう「完全な健康」とは、
簡単に言えば病気になる可能性すらない、
文字通り完成された健康状態のことで、
人が到達し得る最高の健康状態です。

それは、ドーシャのバランスが取れ、正しい食欲があり、排泄が正常で、組織が適切に機能し、意識と心と五感が至福に溢れている状態

と定義されています。

「病気になる可能性すらない状態」なんて、
超高齢化社会を迎え、医療費が莫大に跳ね上がり、今にも破綻しそうな現代の日本社会では、とても想像すらできないと思いますが、

それは、実際あり、

だれもが、そこを目指すことができるのです。

わたしも、10年前ほど前にアーユルヴェーダに出会い、
「完全な健康」というものを知り、

当時は、まったくもって健康だと思っていたのが

じつはとても低い健康ステージで、西洋医学的にはとくに問題がなくても、
アーユルヴェーダ的にみたら、かなり問題ありの状態でした(-_-;)

今、おもえば、その当時から仲良くしていた鍼灸師の先生にも、「みどりちゃん、そんな冷え冷えの身体じゃダメ!!」とか「こんな身体じゃ、無性にイライラするでしょう??」とか、会うたびに言われていました。

健康ステージが各段に上がった今から、あの当時を振り返ると

ほんと、あんな消耗しきった体で、よく頑張っていたなと思うのですが

当時は、消耗しきっているからこそ
そんな状態なのに、「自分は超健康だ」という、間違った認識をしていて、その御縁のあった鍼灸師さんの言葉も、あまり深くは受け止めていませんでした。

その自分の状態を、きちんと把握できない状態こそ

じつは「不健康」そのもので、健康から遠ざかっているわけなのですが

「本当のの健康」というものがどういうものかを知る機会もなかったし、

それなりに、バリバリ働けるし、風邪で寝込むこともほぼなかったので、自分は健康だと思いこんでいたので、無理もないです。

そんな状態でも、手足の冷えはすごく感じていたし、冬の寒さもつらいけど、夏の冷房も身体にこたえるし、そんなに体重は変わらないのに下半身の浮腫みが目立つようになり、パンツのサイズが合わなくなってきたり。。。あと、何かにつけてたしかにイライラしていたし、あと将来に対して漠然とした不安がつねにありました。

漠然とした不安や手足の冷えは典型的なヴァータの乱れだし、
なにかにつけてイライラしていたのは、消化力が落ちてオージャスが減ってきていたからで
下半身の浮腫みはカパの乱れ

病気こそ発症していないけど、ドーシャの乱れはかなり進行していて、健康ステージがあきらかに下がっていたのでした。

きっと多くの方がそうではないでしょうか?

そして、ほんとうに疲れ果てて、検査で引っかかるようになって
ようやっと、立ち止まる。。。

あるいは、本格的に病気が発症するまで気づかずに、突っ走ってしまう人も多いのだと思います。

ですが、

病気になってしまってからでは遅すぎます。

予防というからには、病気を未然に防ぎたいわけですから。

さらにいえば、病気を予防するという「病気」ありきの発想ではなく、
天寿を全うするとか、健康なまま寿命をむかえるとか
それこそ完全な健康を目指すとか

今、そこそこ健康な人も、さらに健康増進を目指すことで

病気から自然と遠のいていくのが良いと思いませんか?

最近では、「引き寄せの法則」もすっかり多くの人が知るところとなりましたが、

理想の現実や、望むものを引き寄せるのに、自分が望む最高の状態をまず心の中でイメージして、それをいつも思い描いていることで、自然とそのように導かれていく

と言われていますよね。

そして、潜在意識は否定形が理解できないから

貧乏になりたくない!

とイメージすると、私たちの意識は「貧乏」をイメージしてしまうとか。。

なので、

「お金持ちになりたい」

もっというなら、

「すでに私は豊かである!」

とイメージしましょう

とか、言われますよね。

これ、健康にもそのまま当てはまりますよね。

「病気になりたくない」 「病気の予防」

だと、フォーカスしているのは「病気」

です。

なので、目指すは「健康」であり、「健康で、日常を楽しんでいる状態」

ですよね。

ここで、わたしのアーユルヴェーダの師である
ドクター蓮村のツイートを紹介します。

予防に関する内容です。

病気の予防は、病気の治療に勝ります。

なぜなら、予防は、お金がかかりませんし、手間は少ないですし、何よりも苦痛がなく、むしろ喜びにつながるからです。

一方、病気になった後の治療は、お金や面倒がかかります。そして、何よりも苦痛が伴います。

なぜ、予防は喜びにつながり、治療は苦痛が伴うのかわかりますか? 

この場合の予防とは、高い健康を実現していく、ということです。

たんに健康診断を受けるのとは違います。

今以上に健康になっていくことで、病気から遠のいていき、 そして病気になる可能性がまったくない、真の健康になっていくのです。

このとき、人はたくさんの幸せを体験していきます。

一方、病気になってしまった状態というのは、そうした健康を失っている、ということです。

ですから、幸せもなくなり、そこには苦痛があるのです。

苦痛を味わいながら、治療にあたるより、より高い健康を目指し、予防することの方がはるかに勝っていることは明白です。

予防は、日々の生活の中でなされるものです。時々、特別なことをするのではありません。

適切で十分な睡眠を取ることや、心や神経系のストレスを浄化するために瞑想を実践すること、オージャスに溢れた純粋な食事をとること、ダルマを怠らずに続け、自分の願望を満たし、人間関係で幸福になっていくこと、こうしたことを続けていくのです。


人はとくに具合が悪いところがなく、普通に健康だと、予防を怠ります。

そして、いつの間にか病気になり、それから治療を始めるのです。

また、日々の予防を堅苦しい規則のように思い、面倒くさがる人も大勢います。

予防は自分を縛るものでも、面倒くさいものでもなく、むしろ自身を解放し、本当の喜びをもたらすためのものです。


たしかに、そうした日々の生活に馴れるまでの間、いくらかの忍耐を必要とするかもしれません。しかし、それは短い間であり、すぐに喜びに変わります。


そして、それを続けることでもっと幸福になっていき、予防がとても自然なことになっていくのです。


こうした体験はその人にとっての真実であり、本物です。


まだ体験をしたことがない人は、ぜひ体験して欲しいと思います。


治療ではなく予防です。

ドクター蓮村のツイートより

アーユルヴェーダに出会い、ゆるーく生活に取り入れて10年。

「 予防は自分を縛るものでも、面倒くさいものでもなく、むしろ自身を解放し、本当の喜びをもたらすためのものです。 」

「 そして、それを続けることでもっと幸福になっていき、予防がとても自然なことになっていくのです。 」

との言葉は、ほんとうにその通りだと感じています。

漠然とした不安や、イライラ、手足の冷えからも解放されて、毎日が心地よく過ごせるようになりました。そして、早寝早起きすることや、定期的にお灸をすること、お白湯を飲むこと、夕飯を軽めにすませること、お昼をしっかり食べること、休息と活動のバランスをとること、自分の体質にあった活動をすることなど、予防につながることが、ほんとに自然で、それをすることじたいが、心地よい時間であり、快適なので、またやりたい!

と思うようなことばかりなのです。

なので、それらをおこなうことがとても自然な状態になっているのです。

まさしく、「健康である」ということを楽しんでいる状態です。

病気になる可能性がゼロになる「完全な健康」の実現には達していないので、油断はできないですが、

無理のない範囲で、自分にとって心地よくて快適な毎日を送っているので、自然とより高い健康ステージが実現されていくスパイラルになっている感じはしています。

昨日は、アーユルヴェーダの連続講座をさせてもらった、喫茶カペラの店主の美穂さんと、連続講座全6回すべてに参加してくれた、お客様と一緒にお茶させてもらう機会に恵まれて

2人は最近アーユルヴェーダ講座でお伝えしている、自分の体質を活かし、自分の純粋な思いを形にあらわす活動である 

ダルマ(ミコト)診断を、ドクター蓮村にしてもらってきたばかりで

自分の最も内側にあり、自分ではずっとわかっていた純粋な思いを改めて言葉にして明確に伝えてもらうことで、これからの人生の方向性が、とてもクリアーになり、そして今までの自分のやってきたことも、素直に肯定することができ、

今、ここでこうして出会っていることも、偶然ではなく必然で、これがまた未来へと繋がっていくというのが、それぞれ感じられて

とても楽しい時間を共に過ごすことができました。

健康になる、より高い健康を目指す!

て、

心も身体も心地よく、そして自分の体質にあった活動が自然とできるようになっていって、それによって人とも自然と繋がっていけて、

ほんとうに楽しいことです。

炊きたてのご飯を食べることや、お灸をすることは、何より至福の時間だし、

多摩川の土手のすぐ側に住んでいて、都会にいながらにして大自然が目の前にあるのに、それを楽しむ余裕なんか全くなかったのが、

今では、毎朝のお散歩が日課になり、休みの日にはヨモギを摘んで草もちを作ったり、ヨモギ染めをしてみたり、豊かな自然を身近に感じられるようになったことも、

健康増進を目指していく中で、気づいたら手に入っていた、とても大きな収穫でした。

それは、以外に地道な道のりで、側からみるとときにちょっと変わってる人!

と思われる可能性はありますが( ̄▽ ̄;)

でも、やっている本人にしてみると

美味しい、心地よい、楽しい!

の積み重ねなので、いつのまにか続いている、本当に心地よい習慣ばかりなのです。

そして、大切なのは、完全な健康!!なんていう、急には想像もできないような健康状態を目指すとしても、私たちに足りない物を補わないとならない!!


というわけではないのです。

わたしたちの内側にはその種は全て備わっていて、もともとが完全な存在なのだと、アーユルヴェーダでも、鍼灸の世界でも、言われているのです。

内側に完全性があるから、あとはそれを知って、それを内側から外側に引き出していけばよくて、それを体験していくだけなのです。

無いものを補うとなると、容易ではないけど

もともとあるものを、ただ味わっていけば良いだけなので、じつは簡単なのです。

なので、より高い健康を、ぜひみなさんも一緒に目指しましょう。

攻撃は最大の防御なり

健康増進は、最大の病気の予防なり

ですからね ♪

毎回恒例のアーユルヴェーダ講座と
今、決まっているお灸教室の日程をお知らせしておきますので

まずは、「完全な健康」ということを知ることから、
「心地よいって?」というのを、味わうところから

初めてみませんか?

高田の馬場  喫茶Capela
9/7(土)脈診付き体質に寄り添うアーユルヴェーダ御飯(残席1)

Amane〜幸せと感謝が循環するサロン〜〈品川〉
9/4(水)しあわせな自分を育むアーユルヴェーダ講座vol.2
9/20(木)自律神経も整う心に効くお灸講座

名古屋でも!
【夏の疲れをとる】9/25「アーユルヴェーダ講座」+「お灸教室」in 愛知日進(残席わずか)

高田の馬場の喫茶カペラでは、9/14(土)から アーユルヴェーダ講座全6回の初回がスタートします。毎回、単発でも参加できます。
こちらの詳細はこれからですが、毎月第二土曜日の予定です。

第1回目  アーユルヴェーダ 総合ガイダンス  

第2回目 オージャスについて知りオージャスを増やす
第3回目 消化力を高め、万病の元である毒素(アーマ)を減らす

第4回目 アーユルヴェーダ的体質を知り、頑張らない自分になる

第5回目 ダルマ(使命)を為して、人との共生を生きる

第6回目 日常を丁寧に暮らし、”感じる”能力を磨く

最近、ちょっと涼しくなり
夏の疲れがどっと出ている方も多いです。

ちょっとしんどいなという方は、無理せず早めの治療が効果的です。

お気軽に、お問合せお待ちしています。