自然と枠が外れていく

2024年1月8日2024年1月9日

先日のブログで「自然運筆法」というものについて書きました。
→ 書き初め大会＠自然運筆法

書き初め大会をしたときに、参加者のお一人のきょうちゃんが何気なく言っていたこと

「今までは、自分の字が好きではなくて、手書きの手紙なんて絶対あり得なかったのに、昨年のクリスマスカードは、手書きで書いたんです」

「字が下手でも別にそういうことは関係ないなと、なんか思ったんです」

と。

さらりと、話してくれていて
私もその時は聞き流してしまっていたけど

あとから、それって物凄いことだなと改めて思い返されて。。

だって、自分の字にコンプレックスがあり、彼女はパソコンも得意なので
パソコンで文章を書くことにもとても慣れていることもあって、
手紙を手書きで書くなんて、彼女の人生にはあり得なかったわけなのです。

そういえば、フェミニンケアのモニターを受けてくれた時にも、丁寧に感想をお手紙いただいたのですが、お手紙の中身はご自身の署名以外はパソコンで打たれたものでした。

とても心に響く内容だったし、わざわざお手紙いただくことなんて、昨今なかなかないことなので、とても嬉しく印象に残っていましたが、確かにあの時もお手紙くださったとき、文章はパソコンで打ってあるんですと、仰っていたんですよね。

そういう彼女が、今回はなんか手書きで書いてみようと思って
今までと違うことをさらりとやってのけた
それって、まさしく自分の中の「枠」が自然と取り払われたからできたことなのですよね。

自然運筆法の体験記
自然ヨーガ体験記の中でこんなふうに書かれています。

最初に文字を書くことには深い意味があります。文字には、形と意味があり、殆どの人がその制約を受けています。文字については「上手下手」に始まり、様々な先入観が入っています。最初に、今まで、文字とのつきあいでインプットされていた様々な束縛から解放され自信がつきます。すると、他の分野のことは楽にでき易くなります。「文字」をクリアーすれば、絵・踊り・音楽・武道・スポーツ等には自然に変化が顕れてきます。発動したプラーナ・気の働きは、自他へのヒーリングとなり、文字、その他の分野へ適応、発展していきます。

確かに、文字にはクセがありますし、いろんなコンプレックスを抱えている方も多いでしょう。
それが、自然運筆法の基本コースの１日目では、
胎息法を伝授してもらう前と、あとで、その違いを
気の発動を、筆で文字を書くことで確認してもらいます。

１０分、２０分もすれば、びっくりするほどその書（文字）は変化していくのです。

確かに、あの体験は自分の中にある固定観念をいろんな意味で吹き飛ばしてくれる効果があリます。

ただ、その時あまりにも簡単にその変化が起こるので自分の中で何が起こっているのかわからない人がほとんどです。

さらには、日常の中での変化は、とても自然で調和的なので、自分の中で変化したとも思わないほど自然に、その目覚めた呼吸力（プラーナ）は、発展していくのです。

あまりにも自然に変化が起こるので、自分も周りも気が付かないことが多いのです。

それが、自然運筆法の効果なのです。

今回の、きょうちゃんに起きた変化を聞いて、私自身ももう十数年前になりますが

自然運筆法を受けた直後から、急に絵手紙を描いて友達に送ったり、ダンスなんか大の苦手なのに、習い始める機会をえて、それをとても楽し目ている自分がいたこと

その当時は、なんだか身体も手足も、動かしたくて仕方なくなっていたんですよねー。自分の中からなんか自然と動きが出てくる感じがそういえばしていたのでした。

そんなことを思い出し、自分もそうだったけど
自分が胎息法を伝授した方にも、同じように変化が現れていること

そして、それが自然な形で起こっていることに