美容は足裏から♪ 足裏お灸のすすめ

日常をアートする♪ ホリスティック養生
今日は足裏お灸のすすめです。

内海聡医師監修の歩き方の本が出るそうで、
「100歳まで元気でいるための正しい歩き方 関口 正彦 」
友達が、情報を送ってくれました。
以下、内海先生のフェイスブックより転載です。


「間違った歩き方」が万病の元! !
腰痛も慢性疲労も膝痛も肩こりも高血圧も喘息も心筋梗塞も、
「間違った歩き方」によって引き起こされていた!
7,000人以上の統計データと解剖学・運動学に基づいた、
病気にならずに、死ぬまで自分の足で歩くための「本当に正しい歩き方」。
Tokyo DD Clinic院長 内海 聡 氏・監修。
「正しい歩き方」を取り戻すための簡単な運動や「正しい靴の選び方」も網羅。
老後10年の「寝たきり」が嫌なら、歩き方を直しなさい!
●「正しい歩き方が病気を予防する理由」
足の裏にある靱帯は、「第二の心臓」ふくらはぎと密接に連動しています。
この靱帯が機能しなければ、ふくらはぎも機能せず、全身の血流が低下。
自律神経も乱れるため、あらゆる病気につながります。
この〝健康の大本″である足裏の靱帯を活性化するには、
世間の常識である「かかとから着地して歩く」をやめ、
「つま先側から歩く」を始めるしかないのです。
●「正しい歩き方3つのポイント」
「1 つま先側から着地する」、「2かかとをつけて体重をのせる」、「3足首をしっかりと伸ばし、踏み蹴って歩く」。
3つのポイントをイラストとともに紹介。 
高齢者にも簡単に実践できる書籍になっています。
【本書の構成】
序章 健康は足から作られる
・【CASE1】たった1か月でここまで姿勢が改善! (姿勢改善/75歳女性/期間 1か月)
・【CASE2】正しい靴の理論に沿っただけで、一瞬でスタイルに変化が(外に向いている足/30代後半女性/期間 その場)
・【CASE3】1カ月で明らかな姿勢の変化が見られる(腰の左右差が改善/70代女性/期間 1か月)
第1章 間違った歩き方が、あらゆる不調を引き起こす
・歩き方の新常識1 世間の常識「かかとから歩く」こそ、間違った歩き方
・歩き方の新常識2 「足の裏」を意識せず歩くことで、あらゆる不調が生じている
・歩き方の新常識3 間違った歩き方をすると、体の歪みが加速する! 
・歩き方の新常識4 間違った歩き方は、将来の寝たきり予備軍になる
・歩き方の新常識5 人間は、本能的にもかかとに頼らない
・歩き方の新常識6 ウォーキングするほど、体調が悪化していく!? 
・歩き方の新常識7 間違った歩き方になったのは、間違った靴を履いているから
第2章 健康な足は、自分で作る! 
・足の裏のアーチは、健康の生命線! 
・アーチを制御不能にしてしまう靴は避けよう
・アーチが制御不能になると引き起こされる、体の症状
(1)体内の循環が悪くなる
(2)体全体が緩む
(3)体幹が不安定になる
・かかとからの着地と、つま先側からの着地。何が違う?
第3章 3つのポイントさえ意識すれば、「正しく」歩ける! 
・正しい歩き方をするための3つのポイント
・さぁ、歩こう! 
・足の裏のアーチこそ、健康の源
・「横隔膜を引き上げる」も意識してみよう
・なぜ、姿勢を保つことが大切なのか
・呼吸して横隔膜を引き上げることできれいな姿勢を作る
・10年後、20年後、どんな自分でありたい?
・あれも、これもしなければ! は逆効果になるのでNG
・正しい歩き方Q&A
第4章 「正しい歩き方」を取り戻す簡単な運動
・手の運動1 手だけで、足踏み
・手の運動2 アーチを作る運動
(1)両手の指先を合わせれば、足の裏の腱が張る! 
(2)親指と小指をくっつけるように。これだけで足の裏の横アーチができる
(3)手を内返し、外返ししてみよう
・手の運動3 じゃんけん運動
(1)「グー」 各アーチを引き上げる、緩ませる運動
(2)「チョキ1」 親指を上に上げてチョキを作る
(3)「チョキ2」 親指を下に下げてチョキを作る
(4)「パー1」 手の甲の方向に反らせる背屈のパー
(5)「パー2」 ピアノを弾くような底屈のパー
・手の運動4 スロースクワットできれいな姿勢に!
第5章 正しく歩くための「正しい靴の選び方」
・靴が人間を壊してる!? 
・草履や下駄が人間にもっとも適した履き物
・気づいた人から、靴を変える。たったそれだけで、今日から変わる! 
・正しい靴の選び方
1 自分の足のサイズより1回り大きなサイズを選ぶ
2 足の指も自由になるか?
3 なるべく内底が平らな靴を選ぶ
4 内底の幅が狭すぎない
Column1 仕事中、疲れたときにできるちょっとした運動
Column2 眠る前に、3回大きく息を吐いて。不眠症も改善できる

この記事を読んで、さっそくここに出て来る

「正しい歩き方3つのポイント」

「1 つま先側から着地する」、「2かかとをつけて体重をのせる」、「3足首をしっかりと伸ばし、踏み蹴って歩く」。

を意識して、朝のお散歩のときにやってみました。

そうしたら、以前、一度だけウォーキングのお試しレッスンに行ったことがあるのですが、そのときに習った歩き方とおそらく同じでした。すっかり忘れていましたが。。。

つま先から着地するだけでもけっこう難しくて、なんだかぎこちない歩き方になてしまうのですが、今日で4日目ぐらいですが、今朝はすんなりできるようになっていて、あ、この感覚!とつかめた感じがしました。この歩き方をすると自然と背筋が伸びて、肩が下がり、お腹(丹田のあたり)に力が入って、足裏と足首がしっかり使われるので、ちょっとの距離でもすごく足の指先からと、お腹の中からポカポカしてきて、いつもよりも身体がすぐに温まります。いわゆるインナーマッスルが自然と使われるので、外側の力はほどよく抜けて、とてもよい感じです。

健康のためにジム通いをされる方も多いと思うのですが、歩くという基本動作だけでも、しっかりと本来の身体の使い方ができるようになると、それは一日中家の中でだって歩いているわけだし、通勤のときの駅までの道のりだけでも、けっこうエネルギー消費するし、体幹が鍛えられるので、毎日の日常生活そのものが、常にエクササイズになり、とても効率的です。

歩くというのは、人間活動にとって欠かせないものですし、日常のあらゆる場面で行われる基本動作なので、きちんとした歩き方がマスターできれば、たしかに100歳まで元気でいられるかも。。と思いました。

自分の足でちゃんと歩けることは、健康で長生きするためには欠かせないことですが、すでに、長年の歩き方のくせや、ヒールなどの合わない靴のせいで、いろいろ足にお悩みを抱えている方も多いかもしれません。

足裏にタコができていたり、踵がひび割れていたり、外反母趾になってしまていることで、正しい歩き方をしたいと思っても、なかなか思うようにできない方もいらっしゃると思います。

そういう方には、足裏へのお灸がおすすめです。

実際、わたしも、3年くらい前までは、かかとも冬になるとカサカサになってどんなにクリームを塗っても追いつかなかったし、足裏に大きなタコもありました。長時間歩くとタコが出来ているところが痛くなったりしていました。

それが、 鍼灸師の先生のアドバイスで、とにかく足裏のカサカサしてシワがあるところや、タコのあるところに、ひたすらお灸をしていくことで、
今ではタコは見事にきれいになりました。踵は冬のこの時期は少しカサカサしますが、少しケアすればすぐに復活します。長時間歩いた時の痛みも当然なくなりました。足の疲れ方も全然変わりました。

東洋医学では、足裏全体を「腎」と捉えることがあり、「腎」というのは生命力そのものを司るところなので、とにかく足裏はいつだってケアしてあげたい場所であり、足裏が良い状態であるということは、全身状態が良好であるということに繋がります。

ちょうど足裏のお灸をはじめたのは、鍼灸学生の3年生になるころで、これから国家試験に向けても勉強をしっかりしないとならない時期でしたし、卒業後の進路も考える時期でしたので、
「足裏に毎日お灸をすることで、邪気を払うことになるから、変な人をよせつけなくなるのよ。」という先生の言葉もとても響いて、それからせっせと足裏へのお灸をするようになったのでした。

足裏の、しかもタコができているところは皮膚が固くなってしまっているので、最初は熱さを感じないので、熱さを感じるまでやるのが、けっこう大変なのですが、
毎日の日課として、淡々とやっていたら、気づけば足裏のタコがなくなって、冬でもそれほど乾燥しない足裏になってきました。

せんねん灸のお灸ルームから出されているお灸の本で
「美顔・美ボディ 美容お灸 (講談社の実用BOOK) せんねん灸お灸ルーム 」

というのがあるのですが、

この本の中でも、
「美容のベースは、足裏へのお灸」
「足裏を見れば、顔の状態がわかる!? 足裏ケアで悩みを解決!」
と最初に書かれていて、足裏の重要性が述べられています。

足裏のタイプ別診断ものっていて、普段の治療の現場でいろいろな人の足裏も診させてもらうので、ほんとにそのタイプ診断通りになっている方が多くて(いろいろな複合タイプの場合もあるので、例外もあります)、
足裏は人間の身体の縮図であるともよく言われますが、本当にその通りだなーと思います。

そして、人間は足で立つ生物なので、その一番の土台である足裏はやはり重要です。足裏をケアしてあげることで、自然とよい姿勢で立てるようになり、自然とよい歩き方に繋がっていくことと思います。

しかも、お灸のよい点は、足裏にお灸をしたから、足裏だけが改善するわけではなく、足裏や足先からつながる経絡が顔まで繋がっていたりするので、足裏のケアをしていると同時に、美顔・美容効果も期待できるわけなのです。美肌はもちろん、眼の疲れや肩凝りなどにも、効果的です。足が冷えて眠れない人なんかは、夜寝る前に足裏にお灸をすれば、深い眠りにもつながります。深い眠りは、美容だけでなく、心身のエネルギーチャージにもなるので、一石二鳥ですね。

美顔や美容に足裏へのお灸が効果があるなんて、面白いですよね!

今が一番寒い時期ではありますが、もうすぐ2月で暦上では春になります。少しずつ日ものびて、暖かくなってきます。
立春から五月のお節句ぐらいまでの間が、一番身体も変わりやすい時期で、持病や古傷を改善するのに、一番良い季節なのだそうです。

ですので、ぜひ足裏へのお灸をしながら、正しい歩き方をマスターして、健康レベル増進をはかってみてはいかがでしょうか?

私の朝の日課のお散歩も、相変わらず気持ちよいです。

お灸教室も、随時開催していますので、お気軽にお問合せくださいね!