人生をより創造的に♪

みなさま、おはようございます。

今日は、お彼岸ですね。

 

 

我が家は、両親が和菓子屋を営んでいましたので、お彼岸といえば ’おはぎ’ が、思い出されます。

お彼岸やお節句、お盆など、

通常は、家族そろってお墓参りに行ったり、レジャーに出かけたりで過ごす方が多いのかもしれませんが、

我が家では、お節句は

”お店が忙しい日” = ”稼ぎ時”

でした(*^-^*)

昔、高校受験のときに、面接があり、

「家がご商売されていて、忙しく、ご家族で旅行に行ったりできなくて、寂しくなかったですか?」

と聞かれ、そんなこと、まったく思ったこともなかた私は「寂しいと思ったことは一度もありません」と、そのまま答えたのですが、

質問の意図がよくわからず、変なこと聞くんだな。。

と、思ったのをよく覚えています。

 

両親が、商売で土日も仕事で、そういう意味で、

普通のサラリーマンのお家とは、確かに違っていたかもしれないですが、

逆に、和菓子屋は自宅で営んでいましたから、朝から晩まで、いつでも両親は基本家にいますから、学校から帰ってきて、誰もいないということもなかったですし

父が和菓子を作る姿、母がお客さんに接客する姿、いつでも見ていましたし、もう物心ついたときには、忙しいときはお店を手伝っていましたから、

一人で、さみしく遊んでたという記憶も逆にありません。

 

なので、「寂しい。。」と感じたことは、一度もなかったので、

日常の中に、両親の働く姿があり、いつもそれを目の当たりにできていたことは、とても幸せなことだったなと、

自分が社会に出て働くようになって、しみじみと思いました。

 

父は、15才で、丁稚小僧に出され、そこからずっと和菓子の道で生きてきました。

20代後半で自分の店をもち、74才で亡くなったのですが、亡くなる2か月前まで、お店を営んでいました。

なので、おおよそ50年にわたりずっと商売してきたわけです。

 

最初お店をもったころが、昭和38年ぐらい。高度成長期で、甘い物は不足してるし、作っても作っても、作るそばから売れた時代があり、朝の7時から夜の11時までお店を開いていたそうです。

あるとき、名物のたい焼きが、あまりに売れるので、一つのサイズを大きくし、値段を倍にしたら、さらに売れるようになってしまって、もう、ほんと困った。。

ということがあるぐらい

そこから、平成になり、甘いものもスーパーやコンビニにも溢れ、洋菓子もたくさんのものが売られるようになり、

甘さ控えめで、ダイエットが大流行の時代がきたり。。。

昔のように、お節句だからとおはぎを食べる習慣もなくなったりして。。。

 

だいぶ、世の中の指向もかわり、当然お店にいらっしゃるお客様のニーズも変わり

 

どんなものが、売れるか?

 

どのくらいの量売れるのか?

 

というのも、当然変わるわけです。

 

和菓子は、すべて手作りでしたから、基本日持ちがしないものばかり。

あんこは、ある程度まとめて作っておくとしても、

おまんじゅうやおはぎなど、毎日父が作るわけです。

だから、大量に作り過ぎて、残っても困るのです。

 

その日のお天気によっても、売れ行きが変わる。。。

 

そんなことを考慮しながら、父は、お彼岸やお節句のときの

おはぎや柏餅を売れる量を予想して、作るのですが、

それが、本当に見事に当たるのです。

 

大幅にはずす。。。ということは、なかったといつか父が話していました。

 

一人で20個30個買う人が、朝の8時ごろから列をなして開店を待っていた時代から、

せいぜい、多くても10個、たいては4個5個、なかには夫婦2人なので2個、

なんていう買い方をしていくのが普通になった時代まで

 

世相は大きく変わっていったにもかかわらず、

 

そのとき、そのときで、ちゃんとお客様のニーズをキャッチして対応していっていたと思うのですが

 

その、柔軟さや、時代を察知する能力に

 

あらためて、すごいなと思うのです。

 

父たちが育った時代とは、はるかに違う時代を生きながら

中学しか出ていない両親が

和菓子屋という商売をしながら、わたしたち4人の子供を全員大学まで出してくれたのですから

 

それは、もうほんとうにすごいことだと思うのです。

 

いま、父が生きていたら

 

その秘訣を、改めて聞いてみたいと思うのですが、それが今となっては叶わないのが残念でなりません。

 

今は、先行き不透明な時代だと言われますが、それは父たちの時代も同じでした。

 

戦時中生まれの両親は、まさか、こんな時代がくるとはとうてい予測していなかったでしょう。

 

いつだって、未来はわからないのです。

 

でも、それだったら、未来は自分でいかようにも創っていったらよいのではないかと思うのです。

 

それで、深呼吸空間『Green Salone』は、

~人生をより創造的に生きていくためのホリスティック鍼灸院~

としてスタートしました。

 

自分の健康も、人生も、自分らしく、心地よく、デザインして

当たり前のの日常が、思わず深呼吸してしまいたくなる空間や時間で埋め尽くされていくように、

日常を創っていきたいのです。

 

昨日の続きの今日を生きているような気がしていますが、本当は昨日の続きではなく、寝て起きたらまた新しい日が始まっている、新しい自分に生まれ変わっているのです。

 

だって、わたしたちは細胞レベルでは、つねにつねに新陳代謝をして生まれ変わっていますから、昨日と今日でまったく同じではないのです。

 

なので、今がどんな身体の状態であれ、人生がなんとなく行き詰っているような気がしたリ、変わり映えのないような日々が続いていたとしても

 

いつだって、新しくスタートできるのです。

新しい人生をいつだって、歩きだせます。

 

そうそう、二日前のNHKの番組 「プロフェッショナル仕事の流儀」 では、

新しい仕事スペシャルと題して、ゲーマー、ユーチューバー、データサイエンティストの 少し前にはなかった仕事のスペシャリストたちが紹介されていました。

 

もともとそんな職業はなかったわけですから、彼らはみんな先の見えないなかで、自分の道を切り開いてきたわけです。

 

彼らが特別だったわけではなく、そういう力は誰にも備わっているのです。

 

きっと、世の中の今の常識よりも、自分の中にある思いを優先させただけにすぎないのかなと思うのです。そして、それがいつしか常識になっていった。。。

つまり、今ある常識も、いつか塗り替えられていくわけで、人生100年時代と言われる今の時代、どんだけ先を見越しても、データ分析なんかでは、とうてい予測不可能ではないでしょうか?

 

だとしたら、いつもいつも新鮮に、新しい一日をクリエイトしていく!

 

毎日毎日、新しい真っ白な画用紙に、新しい絵を描くように、人生も日々クリエイトしていったら、楽しいと思うのです。

 

その結果、あなただけの人生が、大きな人生と言う名のキャンパスにできあがる!

 

最終的に、どんな絵が浮かび上がるかは、

「神のみぞ知る。。。」

なのでしょうかね(^^♪

 

 

 

心や身体の、心地よさ、快適さを 一緒に作っていきながら

あなたの日常や人生をクリエイトする

 

そんなことを目指しているのが、深呼吸空間『Green Salone』です。

 

ぜひ、ご興味ある方は、お問合せお待ちしております♪