自分の内側の変化に戸惑いを感じたときにお勧めの本

グリーンサロン鍼灸院 を訪れる患者さんのほとんどは、患者さんと呼ぶには申し訳ないぐらい、元気な方ばかりです。

そして、年の頃は30代後半から40代、50代、60代がほとんど。

みなさん、子育てやお仕事があって、今でもそこそこ元気だけど、今後もずっと元気に仕事を続けていきたい

あるいは、子供がもう少し大きくなったら、自分の人生の後半戦に向けて、より自分自身を整えて人生を充実させていきたいので、今からその準備のため

さらには、ちょうど子育てがひと段落したので、これから自分の人生をしっかり歩んでいきたいという方、

そういう趣旨で、より今後の自分の人生を充実させるために、

それには、自分の身体が資本なので、ちょっとたちどまって、自分をしっかりメンテナンスしておきたい、自分で自分の健康管理ができるようになりたい、しっかりと健康に関して学んでおきたい

と考えていらっしゃる、とても前向きな方が多いのです。

私自身が会社勤めは1年しか経験がなく、その後24歳のときから45歳の現在まで、ずっと自営業をしてきていて、自営業には自分の身体が何よりの資本だと思っていて、そのために自分の健康管理には鍼灸の道を目指す前から、人一倍心を配ってきたので、

同じように、

長く元気に仕事がしたい!

老後も健康に暮らしたい!

という方が集まってくるのかもしれません。

そんな中でも、一番多いのが50歳前後の方で、子育てがひと段落し、これからが自分の人生本番!!という転機を迎えていらっしゃる方

あるいは、独身で今までずっときたけれど、それなりに目の前の仕事は充実しているけれど、このままずっとこの仕事やっていていいのだろうか?あるいはこのままずっと1人で生きていくのでいいのだろうか?とちょっと戸惑う40代の方でしょうか。

共通するのは、何か今までのように目の前のものに夢中になれなくなったり、

今まで楽しいと思っていた仕事や趣味、友達と楽しく過ごす時間などが、楽しくないわけではないんだけど、なんだかそれだけでは物足りないというか、なんか他にもっと自分はやるべき事があるように感じていたり、

何か、自分の内側が今までとは違ってきているように感じて、

少し戸惑っていらっしゃったり、
ちょっと心配になってみたり、
他の誰でもない、自分自身の変化に驚きを隠せなかったり。。

そんな方達です。

きっと、このブログ記事を読んでくださっている方の中でも、
同じように内側からの変化によって、人生の転機迎えていらっしゃる方も多いと思いますので、

今日は、そんな転機を迎えていらっしゃる方にお勧めの本をご紹介したいと思います。

上記の写真の2冊は、このブログにもよく登場する、私がアーユルヴェーダを学んでいるドクター蓮村の著書です。

蓮村先生は、アーユルヴェーダクリニックを昨年の11月で閉じられて、
その後、前々から研究し準備をしてきていた、日本の古代縄文に伝わる「コトハ」と呼ばれる知識に基づく活動にシフトされていて、この3月には、そのコトハという知識を使って、より人々の健康増進や幸福の拡大を推進してくれる診断や治療を提供するクリニックを立ち上げられました。(コトハ東京PVクリニック

アーユルヴェーダには「生命の本質は成長であり、人生の目的は幸福の拡大である」という教えがあります。つまり、私たちが成長し、より幸福なっていくのはとても自然なことであり、それをもたらす活動がダルマ(使命)だという考えです。ダルマとは、その人にとって、もっとも自然な、ありのままの自分を生きる活動で、自分自身の生命を楽しみ、さらに他の生命を育む活動だと言われています。ですので、それをおこなうことによって生命は最速で成長し、幸福が拡大されていくのです。

ダルマ(使命)は、医者だったり、弁護士だったり、学校の先生だったり、車の運転手、鍼灸師など、特定の職業をさすものではありません。
母や妻、父や会社の部長、商店の店主などという地位や立場とも、関係ありません。

繰り返しになりますが、ダルマとは自身の生命を楽しみ、さらに他の生命を育むための活動であり、自分がそれっをおこなうことがもっとも自然であるというような活動なので、方法や手段は関係ありません。仕事場だけで行うものでもないし、家庭にいても趣味の活動の中でも、自然とダルマの活動につながっていたりします。

蓮村先生も、アーユルヴェーダの第一人者であり、アーユルヴェーダのクリニックも20年以上にわたり開業してきて、たくさんの人の健康や幸福の拡大に貢献してきたと思うのですが、

さらに、今回その予約待ちでいっぱいのクリニックを閉じ、あらたな活動を始められたわけで、

それは、「コトハ」と呼ばれる日本の古代縄文に伝わる知識が、
よりパワフルで、より多くの人の健康増進と幸福の拡大、ひいては日本社会全体がよい方向に向かっていくのに、とても役立つと思ったからだと思うのです。

で、何が言いたいかともうしますと、

自分の中の内側が、今までとちょっと変化してきたときには、
その後、自分でも思ってもみなかった方向に、人生の舵が切られる場合もあるということを、頭の片隅にでも入れておいてほしいなと思い、蓮村先生の例をあげて書かせてもらいました。

わたし自身もそうでしたが、グリーンサロン鍼灸院 に定期的に通って下さる患者さんの中でも、ご自身の内側の変化のもとに、人生の舵を大きく転回させていっている方も何人かいらっしゃいます。

必ずしも、目の前のお仕事や暮らしが大きく変わることばかりではないですが、自分の心の成長に伴い、おこる内面の変化、40代を過ぎたころから多くの人に訪れる体の変化、そういった変化に対して、

上記の2冊の本は、
古代インドの自然医学であり、人が生きと健康に過ごすための、人の成長や人格形成にいたる包括的な「生命の科学」である、アーユルヴェーダの叡智をもとに、わかりやすく書かれています。

自分の内側で起こりつつある変化に対して、理解が深まり、自分自身としっかりと向き合うためのよい足がかりになると思います。

さらに、前にもこのブログで紹介させてもらった、
陰陽五行を歯科治療に応用されている、だるまん先生という名で親しまれている堀内先生のだるまん陰陽五行のシリーズです。

だるまん先生のマンガシリーズは、マンガとはいえ、内容がとても濃ゆいので、なかなか読み進めるのに時間がかかります。

鍼灸の世界の土台となっている陰陽五行は、そもそも森羅万象のものさしであり、それを身体や心にあてはめつつ、鍼灸治療は行っていくのですが、
この漫画で描かれている世界観は東洋哲学の陰陽五行というものさしを使い、民俗学、神仏の世界、心理学、哲学、神秘主義、スピリチュアル・・・ありとあらゆるジャンルを横断していきます。

そして、だるまんの陰陽五行では、今の混沌としたこの時代に、わたしたち一人一人がどういう方向性で進んでいったらいいのか?

物質面だけではなく精神世界にも一歩も二歩も踏み込んで、解説されているところです。

このシリーズを読んだり、先生の講座に参加してお話を伺っていくと、ふだん生活しているこの世界が、より立体的になり、目の前に起こっている出来事を、より俯瞰してみれるようになっていきます。

先生のお話は、一度ではなかなか理解しずらいかもですが、今までと違う世界観を提示してくれるので、人生の転機を迎えているような方には、とてもお勧めだと思います

先生のブログも参考までにリンク先をお知らせしておきます
https://ameblo.jp/daru-man/entry-12433959803.html

そして、なんとなく自分の内側が今までと変わってきて、新しく何か初めてみようと思ったり、今までとは方向転換してみようと思ったときに、

思ったように、いまいち勇気がなくて一歩踏み出せないとか、体調にちょっと不安があり、躊躇してしまうという方は、東洋医学的な施術を受けてみることをお勧めします。

私が、まさにそうで、新しい方向性に踏み出すときに、セルフのお灸はもちろん、プロの施術をうけることで、自分の心も身体も良いコンディションに保ち、自分の内側での変化を素直に行動として表していけるようになりました。

グリーンサロン鍼灸院でも、お灸教室や、はり灸の施術、養生コンサルテーションなどのメニューで、あなたの内側からの変化をサポートさせてもらっています。

ぜひ、ご活用くださいね!