あなたは「きちんと派」?それとも「だいたい派」? パート2
みなさん、こんにちは。
昨日の記事にて、アーユルヴェーダの体質論から、
「きちんと派」「だいたい派」について、書かせてもらいました。
今日は、せっかくなので、ご自身のタイプを確認してみましょう。
正確な診断は、医師に脈診をしてもらわないとわからないのですが、(昨日の記事にも書きましたが、多くの人は、親の教えなどによって、自分本来の体質ではなく、そうしなければならないという思い込みが物事の行動指針になってしまっているので、自分での診断は違ってしまっている場合も多いのです)
ここでは、蓮村先生の著書に出ているチェック項目で、ご自身のタイプを確認してみましょう。
- 何かを始めるときは、まず全体像をきちんと把握してから行おうとする
- 人に勧められても、その場ですぐに決めることはしない
- 何かを始めたら、最後まできちんと終わらせようとする
- 何かを始めると、最後まで、ほぼ同じペースで続けられる
- ゆっくりかもしれないが、丁寧に進めていく
- 子供の頃、親や先生から最後まできちんとやりなさいといわれた記憶がない
- 一つのことが終わらないうちに、別のことを始めるのは苦手である。一つのことをじっくりやるのが好きだし、やりがいを感じる
- 複数の仕事を抱えると、ぐしゃぐしゃになってしまうのであまりしたくない。
- 仕事をするからにはきちんと終わらせたい。中途半端になるぐらいなら初めからやりたくない
- きちんとできたかどうかはわからないが、それでいいと思っている
- 家を出た後、鍵を閉めたかどうかは覚えている
- 自分が担当する範囲(仕事、家事、遊び、勉強など)は全部をよくわかっていたい。しかし、それ以外のことは知らなくてもよいし、かかわろうとは思わない
- いつも銀行口座に預金がいくらあるかきちんとわかっていたい(わかっている)
- バイキングだからといって、無理をして食べたり、食べ残すことはなく、自分に食べられるちょうどよい量だけ取って食べる
- 大ざっぱな面もあるが基本的にはきちんとしている。あまり神経質とは思わない
この15個のチェック項目のうち、過半数、つまり8つ以上にチェックがついた方は、
「きちんと派」、7つ以下であれば、だいたい派です。
先も述べましたが、正確に診断するには、医師の診察が必要ですが、きちんと派に典型的な内容である緑字表記項目(2.5.7.9.12.14)を含み、10個以上にチェックがついた方は、おそらくきちんと派です。
こちらのチェック項目は、昨日もご紹介した
の本から引用させてもらいました。
この本の中で、このチェック項目のあとで、こんなことが書かれています。
この質問項目の中で、質問の内容の意味がよく理解できない項目があった場合は、自分には該当しないと判断してください。なぜなら、すべての質問内容が、きちんと派に該当するものになっているため、だいたい派は、質問の意味自体を理解できない場合があるからです。
きちんと派とだいたい派の違いを生み出す本質は、「堅実性」と呼ばれる性質です。堅実性とは、生まれながらにしてもっている、火の要素の強さの安定度合いを意味しています。
火の要素は「情熱、やる気、満足感、肌の色つや、消化力、体温」などとして現れます。
やる気や、消化力、体温などとして現れる火の要素、その安定度合いの強い人が、きちんと派になり、弱い人が、だいたい派になるのです。
この火の要素の安定度合いが、強いのか、弱いのかは、生まれながらに決まっているので、
なので、ここで紹介している体質は、一生変わらないのです。
そして、「堅実性」という質の少ない だいたい派の人にとっては
「堅実性」という質を多く持つ、きちんと派に該当する項目に関して、
質問の意味すら理解できないことがある!
というのに、私はとても驚きました。
こころや体にもともと火の要素があり、その火の要素が安定しているのか、そうでないか
ということが、生まれ持った体やこころの構造や生理機能の違いとして現れていて、
その違いにより、体質が違う場合、その思考パターンに関して、
「その意味すらわからない!!」
ほどなわけなのですから、
例え家族であっても、親子ですら
その思考パターン、行動パターンが意味不明!!
となることが多いのも、当然なのです。
あなたは、「きちんと派」と「だいたい派」、どちらでしたか?
理解できない身近な人がいたら、その人にもやってもらってみてください!
お互いに、違いが理解できるかもしれませんよ!!
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