手間が織りなす心地良さ
深呼吸空間『Green Salone 』に、手紡ぎの糸で作られたカーテンがやってきました。
手紡ぎ糸は、どんなに熟練の技をもってしても、不均一なムラができるそうです。
カーテンを購入させて貰ったたとぱにさんのブログより
『手つむぎ糸は「より」が柔らかく、必ず太さにむらがあります。 (熟練者でも太いところや細いところが生じます。)この不均一な糸のむらが、人間にとって心地よいのだと思います。
いわゆる「ゆらぎ」の法則でしょうか。
*ゆらぎの法則とは:::小川のせせらぎや木漏れ日など、自然界にある不規則なリズムが、人に心地よさなど快適な感覚を与えてくれるというもの。』
こちらで使われている綿は、100年間に渡り、1度も農薬を使っていないそうで、
普通のオーガニックコットンの基準よりも、はるかに上回って上質なものだそうです。
油分を多く含んでいるので、あまりまめにお洗濯はしないほうが、自然の風合いが長持ちするそうです。
先日ご紹介した、ギャッベのじゅうたんは、羊毛から作られていますが、やはり寒暖差から身を守るために、上質な油分がしっかりと含まれているとの事でしたが、
サロンの床材に敷いた、新月伐採の杉の無垢材は、自然乾燥させているので、もともと木に含まれる精油が、乾燥の段階で揮発する事なく、しかと含まれているので、とても良い香りがするのはもちろんのこと、ほんとにたまーに水拭きしかしてないのですが、見事に艶々なのです。
この艶は、自然乾燥ならではの風合いで、乾燥機を使った木材では、こうはならないそうです。
綿の手紡ぎや、自然乾燥の木材は、
手間暇かかるし、均一にはならないし(天然乾燥の木材は、乾燥機のものに比べると、水分含量が一定にはなりにくいそうです)
大変、非効率ではあると思うのですが、
手間暇かけるからこその、数値やデータだけでは表せない心地良さが、確かにあるような気がします。
はい、手間暇かけたからこその、何かが確かにあると信じて、
来週2日(木)に控えた、サトケンさんをお呼びしてのイベントに向けて、 重ね煮カレーに添える、福神漬けも、お手製で仕込んでおります。
昼間の部は、すでに定員に達してしまいましたが、夜の部はまだ空きがありますので、
慌ただし日常から、逃避してしまいたい衝動に駆られることのある、そんなあなた、ぜひいらしてみてはいかがだでしょうか?
わざわざ休みを取って遠くにいかなくても、いつも通りの日常の中で、今日よりもほんの少し、快適に過ごせるヒントが何か掴めるかもしれません!
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