木の香りと温もりと
昨日は、食に関してどう取り入れたらいいかのヒントをお伝えしました。
私たちは、食べ物を摂取して、それをエネルギーに変換し、生命活動を維持しています。
食べ物はもちろん大切ですが、それだけでは生きていけなくて、食べ物とともに大切なのが、空気です。
あまりにも当たり前にある空気なので、食事は摂らないと!とは思っても、空気を摂らないと!とは高い山に登った時以外は、考えたこともないですね。
でも、この目にも見えないし、重さも感じない空気ですが、私たちが普通に生活する中で、どれくらい摂取しているかご存じでしょうか?
マニアックな人以外はご存じないと思うので、ちょっと計算してみましょう。
体重50kgの人の場合の一日の呼吸量(こきゅうりょう)は
0.5リットル(一回の呼吸で平均的に換気できる量)×28,800回(平均的な呼吸数)=14,400リットル
これを重さに換算すると、なんと約20キロ!!
食事や水分補給で、摂取する量の重さは、せいぜい3キロほどですから、単純計算で、6.66倍!!
食事や水よりも、断然空気のほうが摂取量が多いのです。
よく、舟で流されてしまったとか、どこかに閉じ込められてしまって、飲まず食わずでも、2週間とか2週間は生き延びられると言われていますが、
空気が吸えない、呼吸ができないとなると、せいぜい生き延びても2分か3分でしょうか?
それくらい、実は重要な空気。
最近は、シックハウス症候群などで、だいぶ、お部屋の空気に関しても関心がたかまってきているとは思いますが、当たり前にある空気なので、なかなかその大切さや重要さに気が付けないような気がします。
でも、満員電車にゆられ、地下鉄の駅で降りて、階段上がって外に出たら、思わず深呼吸(あるいはため息?)をしてる、なんていう方は多いのではないでしょうか?それって、満員電車の中で無意識に呼吸を浅くして、よどんだ空気を吸わないようにしていたのを、外に出て取り返しているのですよね。
そんな、ふだん無自覚、無意識だけど、とても大切な呼吸や空気。
このことを知っていもらうため、そして少しでも、気持ちの良い空気を吸って、都会にいても深呼吸できるような暮らしをの提案を少しずつでもしていきたいと思い、
『Green Salone』では、新月伐採の木材を床材として導入することにしました。
昨日その木材が届いたのですが、なんとも良い香りです。二階のサロンで木材が運ばれてくるのを待っていたのですが、お兄さんが一度挨拶にきてくれて、その後で車に戻って木材を運んでくれるのですが、車に戻って車の後ろのドアを開ける音がしてすぐに、ぷ~んと木材の香りが漂ってきました。外に置いてあっても、なお木材の香りが漂うってすごいですよね。
そして、木の温もりが、もうね、うっとりなのです。。
ぜひぜひ、この木の香りと温もりを味わいに、サロンに遊びにきてくださいね!
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