そこに向かわせる 強力な力

2024年3月24日

静岡にある

森の古民家 どんぐりの芽 で
着物で👘過ごした二日間

古民家での炊事も、自然の中で花と戯れるのも、海で思いっきり遊ぶのも

全て、和服で過ごすという

初の取り組み。

私も、久々にちゃんとした合わせの柔らかものの着物にお太鼓も締めるというのも、やってみて

そのあとで、中世スタイルの腰帯の普段着の着物に着替えて、炊事をするという

その落差も体感することできたり、

海では着物にもんぺ袴を履いて、裸足で砂浜をお散歩もして

夜も、お風呂上がり、そして寝巻きまで
着物で過ごしてみて

改めて着物での暮らし、いろいろなシチュエーションを体感することできて

今後の普段着の着物生活に、たくさんのヒントが得られらて、ほんとに実り大きな2日間なのでした。

でも、それだけではなくてそうやって着物と過ごす二日間を過ごす中で、

一番の大きな収穫だったのは、

ある瞬間から、急に訪れた内側の静けさ。

みんなとワイワイしているんだけど

心の深いところに、ずーっと凪のような
深い深い静けさがあって

し〜んと静まり返っている。

その感覚が、帰ってきてからも
ずっと続いていること

新月にピタリと合わせるかのように
少し遅れていた月のものが昨日夕方から始まって

その静けさの感覚は、より一層深まる感じがある。。

もしかして、長年にわたり
アーユルヴェーダや、鍼灸や、フェミニンケア、普段着の着物、家族との距離感、身体の使い方、働き方なんかもそうだと思うけど

いろんな学びと実践を通して、

ときに無意識に、ときに意識的に追い求めてきたもの

その1つの境地が、これなんじゃないだろうか??

そんな感じを味わっているこの1週間なのでした。

そして、着物という和の衣服には、そこに向かわせる
強力な力があることも、一緒に二日間過ごした、20代のとびきり感性の高い彼女の感想からも、はっきりと見て取れて。

〜〜〜

外からは見えない内側の皺を伸ばし、襟元を正し、それから帯を美しく作り上げていくこと、
袴の紐の位置を自分の心地よい場所に決めること、

そのすべてが服装を整えているようで実は心を整えていくことに繋がっていて、
瞑想状態みたいに思考がクリアになって、
和服を取っ替え引っ替え着ていただけなのに自分が本当はどうしたいのか 素直な気持ちが見えてきた2日間でした。
 

〜〜〜

ほんとに、とても充実した
どんぐりの芽の和服イベントなのでした👘