自分の内側の変化に戸惑いを感じたときに、大切にしてほしいこと
インドには、四住期という考え方があるそうなんですが、聞いたことありますでしょうか?
昨日、とある集まりで、私は初めて知ったのですが、
古代インドに伝わる知識で
①学生期(がくしょうき)
0歳~25歳 誕生して人間としての生きる知恵をつけるための学びの時期 (ヴェーダ聖典を学ぶ)
②家住期(かじゅうき)
25歳~50歳 社会人として伴侶を得て家庭を作り、仕事に励む時期
③林住期(りんじゅうき)
50歳~75歳 仕事や家庭から卒業し林に庵を構えて、自らの来し方行く末を深く瞑想する時期
④遊行期(ゆぎょうき)
75歳~100歳 林(庵)から出て思うままに遊行して人に道を説き、耳を傾け、人生の知恵を人々に授ける時期
の4つの時期に分かれていて、それぞれの時期で大切にすべきことがちゃんと言伝えられているそうです。
いつもお伝えしているアーユルヴェーダでも人の一生は、大きく分けて4つのライフステージで設計されている教えていて
①第一ステージ 0歳~25歳 誕生から成人期
こころと体の基礎を完成させる時期
②第二ステージ 25歳~60歳 成熟した成人期
社会で自己実現を果たしながら成長を重ね、幸せを味わう時期
③第三ステージ 60歳~80歳 老年期
成熟した心をもって、本格的に社会貢献をおこなう時期
④第四ステージ 80歳~120歳 晩年期
平和な心と豊かな知恵をもってリーダーとして存在する時期
の4つに分かれています。
同じインドに伝わる知識なので、当たり前なのでしょうが、
見事にリンクしているのがすごいなと改めて思いました。
の記事で書かせてもらいましたが、
グリーンサロン鍼灸院にいらっしゃる方の多くは、
患者さんのほとんどは、患者さんと呼ぶには申し訳ないぐらい、元気な方ばかりです。
上記の4つのステージにあてはめてみるならば、
家住期や、人生の第二ステージの方で、
林住期あるいは、人生の第三ステージをそろそろ視野に入れている、
あるいは近々自分の人生のステージが変わることを直感していて、
戸惑いをもっていたり、
戸惑う理由が明確になったうえで、
そこに向けて積極的に準備をしていこうとしている人達が大半です。
ですが、人生に戸惑いを覚えるのは、なにも林住期や第三ステージを迎えるときだけではありません。
今は時代が大きく変化する時期だといろいろなところで言われているし、今まで当たり前だと思っていた価値観も次々と崩れてきています。
インターネットの普及で、現代社会は江戸時代と比較して情報の量がおよそ300倍だそうです。江戸時代の人が一年かけて触れた情報を現代人はほぼ一日で触れることになっているわけで、
戸惑うどころか、何がなんだかわからなくなってしまっていても無理はありません。
ですので、
どのステージにいらっしゃる方でも
自分の内側の変化に戸惑いを感じたときにお勧めの本
でご紹介させてもらった本は参考になると思いますので、ぜひピンときた方はお読みくださいね。
そして、上記の本を読んでいても読んでいなくても、
自分の内側の変化に戸惑いを感じたとき、
あるいは戸惑いを通り越し、何がなんだかわからなくなってしまっているときに
大切にしてほしい3つのことをお伝えしたいと思います。
その3つのこととは、
①感情がリラックスしていること
②“感じる”能力を磨いていくこと
③感じたことを決して疑わないこと
そもそも、感情がリラックスしていないと、内側の変化に気づけないことも多いですが
わたしたち現代人の多くは、教育によりたくさんの知識を覚えることをしてきて、その中で正解を答えることを良しとしてきているので
自分の感じたことよりも、正解かどうか?役に立つかどうか?
ということで、ものごとを判断するクセが染みついてしまっているのです。
でも、いつまでも外側の情報に頼っていては、
ついこの間まで、確かだと信じていた価値観がどんどん崩れていく時代の変化に対応していくことはできません。
ですので、内側からの違和感や変化に気づいたときは、自分の内側で直感した本当の自分を生きる、チャンスでもありますので、非常に大切な時期であるともいえます。
そもそも、今の時代にかぎらず、時代はいつだって進化しているわけで
これからやってくる未来は、過去の経験が役に立たない事も多いはずです。
そんなときに、頼りになるのが
“なんとなく。。。”
なのです。
“なんとなくこっち”
“なんとなく、いま、これをやっといたら良さそう”
“なんとなく、これが良さそう”
“なんとなく、これは違う”
そんな、“なんとなく” 感じたこと
それが、とても大切です。
体調の変化でも、いつもと同じように生活しているはずなのに
なんとなく太って来た
なんとなく、痩せてきた
なんとなく食欲がわかない
大好物が、いつものように美味しく感じられない。。
なんとなく朝起きるのが辛い
なんとなく、胃がムカムカする。。。
などなど。。
「なんとなく。。」の変化、気づき始めるとたくさんあると思います。
そんな、ちょっとした「なんとなく。。」
を、決して無視しない事。
まして、薬を飲んでごまかしたりしないこと。
そして、「歳だから。。。」
で、片付けてしまわないこと。。。
体調の変化などは、「歳だから。。」で片づけられてしまったり、「最近忙しかったから。。」で、ついやり過ごしてしまいがちですが、
それは、いろんな意味で、人生にとっても健康にとっても大切なサインであることが多いのです。
ですので、ぜひ
ご自身が感じた「なんとなく。。。」を大切に
ご自分が感じたことを疑わずに
ご自身の内側からの変化を大切にしていただきたいなと思います。
グリーンサロン鍼灸院での、
・はり灸治療
・その都度お伝えしている養生アドバイス
・「自分にとってちょうどいいを知る」お灸教室
・その他、各種講座
を通じて、
今ある不調を取り除いたうえで、
さらに、
「感じること」がいつでもできるように
“感じる能力”を日々磨いていけるように
間違った思いこみによって自分が「感じたこと」を疑うことなく、
ちゃんと行動にうつせるように
サポートさせてもらっています。
「感じること」がなぜ大切なのか、「感じる能力を磨く」のにはどうしたらいいのか、またこのブログでもご紹介したいと思いますが、
いま、サポートが必要!! と、感じたかたは、
ぜひ、治療院での施術やお灸教室などもぜひご活用くださいね。
ご連絡お待ちしております(^^♪
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