消化力が弱っているなと感じたら、『イエロームング豆』を食べてみよう

皆さま、こんにちは。

今日は、最近いらして下さった患者さんから、

消化力が落ちているときには、どんなものを食べたらよいでしょう?

と質問がありましたので、そんなときにとてもお勧めの食材である『イエロームング豆』をご紹介したいと思います。

イエロームング豆は、緑豆の皮をむいてひき割りにしたものです。

インド原産で、3000年以上前から栽培され、日本では縄文遺跡からも出土しているそうです。

ヴァータ・カパ、ピッタの、すべてのドーシャを整える働きがあり、純粋性がとても高く、アーユルヴェーダでは代表的な食材です。

 

私も、初めてアーユルヴェーダのクリニックの診察を受けたさい、

消化力もかなり落ちていたので、このムングダールを処方されました。

 

病院で、食材を処方されるなんて、面白いですよね(^^;)

私も、そのとき、初めて「イエロームング豆」の存在を知りましたが、

クミンやターメリックをつかって、よく煮てやわらかくしたスープは神経系にとてもよく、前の晩から漬けておく必要もなく、水から煮て15分~20分くらいですぐに煮えるので、とても便利な食材です。

消化が非常によいので、消化力が弱っているときはもちろん、病気のときや病後の回復期にも役立ちます。インドでは赤ちゃんの離乳食にも使われるそうです。

 

ちょっと前までは、ネットショップでしかみかけなかったのですが、

最近は、お店でもみかけるようになりました。

 

↑ こちらは、富澤商店で買いました。

 

カブやブロッコリー、カボチャなどの野菜を一緒にいれて煮込み、スープにして、

味付けは、お味噌でもよいし、塩コショウでもよいし、スパイスでも、なんdもOKです。

仕上げにギーを入れれば、風味もよく、とても美味しいです。

 

最近、お腹が空いた感じがなく、食事時になっても何を食べたいのかわからない、

と感じているような人

 

あるいは、仕事や子育てにいっぱい、いっぱいで、常に何かに追われていて、

ついつい食事や睡眠ががおろそかになってしまう。。。

という人にも、ムングダールはとてもおすすめです。

 

私も鍼灸学校に通っているときは、昼間仕事して、夜学校でしたので、

どうしても、夜遅く食事になってしまったり、それこそテスト前は食事がおろそかになりがちだったりして、わかっちゃいるけど、どうにも整えられない。。。

というような時期に、アーユルヴェーダのクリニックの診察を受けたら、

久々に、「ムング豆を毎日食べましょう」

という、処方を出されました (^^;)

↓まさに、このような状態でした。。

【蓮村医師のつぶやき 2/4】2016年
 良くないとわかっているのに、甘いもの食べ過ぎたり、夜遅くまで起きている人がいます。時々は甘いものをひかえ、たまに早寝をするのですが、なかなか習慣にならず、ちょっと仕事が忙しくなると、すぐに食生活が乱れ、体調も不安定になってしまいます。
 そうした人は、イエロームング豆をよく煮たスープを飲むようにするといいですよ。一晩水に浸けておき、翌朝に煮込んで朝食に飲むか、朝出がけに水に浸けて仕事に出て、夜帰宅してから夕食に飲むようにします。イエロームング豆はとても消化に良く、純粋性があり、そしてドーシャのバランスを整えるため、毎日食べているとこころが安定し、自然に調和的な生活を送ることが出来るようになるのです。これからの時期、花粉症にも効果がありますので、ぜひ試してみるとよいでしょう。
蓮村誠 Twitter
消化力が落ちていると感じる人、日常がいっぱい、いっぱいの人、
ぜひ、ムングダールのスープ、お試しくださいね!