記録的な寒さでも、身体がポカポカ!

みなさま、こんにちは。

先週は寒かったですね~

 

なんでも、東京都心では6日連続冬日となり、1984年2月以来、34年ぶりだそうで、

 

26日(金)の朝の我が家の玄関に出来た、ツララ

 

 

まさか、我が家でつららが見れるなんて、びっくりしました(^-^;

そりゃあ、寒いはずです。

 

そんな寒さ、もうしばらく続くそうですが、

私ごとですが、なんだかとても体調がよく、寒さがそんなにきつく感じないのです。

古い一軒家に住んでいるので、冬は本当に冷えて冷えて大変なのです。学生のころはそんなことなかったのですが、社会人になり、めっきり運動する機会が減ったら、とくに冬のこの寒い時期は、

 

一度炬燵に入ったら、もうなかなか出られなくて、いろんな仕事が滞り気味。。

 

 

そして炬燵で寝てしまうことも、多々ありました。。

 

それが、今年はそれほど家にいても、寒さを感じないのです。

 

そして、駅まで歩く数分の間、雪が降っているのにも関わらず、あるいは夜になって凍結した道路を歩いていても、たいした距離ではないのに身体がポカポカしてくるのです。

 

駅までの10分弱の短い距離を歩いただけで、身体がポカポカしてくるなんて、これは、さすがに昨年の冬まではなかったです。

 

ですから、この記録的な寒さの中でも身体がポカポカになるなんて、まさに養生の賜物!!

 

お白湯を飲んだり、早寝を心がけたり、お灸をコツコツ続けたり、自分の消化力に合わせて食事を気を付けたり、仕事もより自分らしさを発揮できるスタイルに変化させたり、少しずつ日常を整えてきて、

(ま、これらは、どれも自分にとって「心地よさ」をもたらしてくれる習慣だから続いているのですが)

たどり着いた境地!!

 

一般的には、健康のための生活習慣や、食事スタイル、運動などは、窮屈に感じることも多いかもしれません。

これはよくない習慣だとわかっちゃいるけど、やめられない!

というような習慣をお持ちの方も多いことと思います。

私も当然そうです。今だって、より良い健康習慣を!と思いながらも、やろうとしてもできない事、たくさんあります。

それでも、少しずつまず知識を身に付けることから初めて、その中で自分にできそうなところをやってみて、そのときそのときで、無理なくできることを続けてきた結果、

初めは窮屈に思ったことも、自然とできるようになったり、それをすることがじたいが楽しくなって、

健康のために、しょうがなくやるのではなく、

それをやることが、快適で心地よいから、やる!

というふうに、なってきて、無理なく自分にとっての快適な習慣がだいぶ身についてきました。

 

そして、その結果、冷え性という体質じだいが変わってきて、冬でも快適に過ごせるようになってきたのだと思います。

昔悩んでいた、踵のカサつきもほとんどありません。足がむくむということもほとんどありません。たくさんの靴下を重ねて履いていたときもあったのですが、それでも寒くて寒くて仕方なかったのが、嘘のようです。

歳を重ねると、だんだんと老化が進み、たとえば同じ量食べているのに、体重が増えるとか、疲れやすいとか、寝付きが悪かったり、朝起きられなかったり、

不調がふえても、年だから。。。と済ませてしまいがちですが、

決して、年のせいだけではありません。

 

日常の、身体の使い方、心の使い方、誰と過ごすか、何を食べるか、どんな仕事をするのか?

何時に寝るか?どこに住むのか?

 

などなど、日常の過ごし方によって、私たちは作られているので、もし、数年前より不調が増えているなら、それを変えていくこともできるのです。

 

なんとなく変だな。。と不調に気づいたときのほうが、もしかしたらチャンスかもしれません。

 

私が、自分の体調にしっかりと向き合うようになったのが、10年ほど前ですが、

その頃は、自分は風邪も引かないし、身体も頑丈だし、どっこも悪いところがないと思っていました。

でも、懇意にしていた、家族ぐるみの付き合いの鍼灸師さんには、「こんな冷えた身体で、どうしたの!?」「些細なことでイライラするでしょう?」と、言われていたけど、

そのときの自分には、「疲れている」という自覚ゼロ。

健康にもそれなりに気を遣っているつもりだったので、

鍼灸の先生の言葉にも、身近な存在だっただけに真剣に耳を傾けることはありませんでした。

 

それが、縁あり、アーユルヴェーダの脈診を初めて受けることになり、そのときの診察で先生に「仕事辞めれませんか?」と、第一声。

身体が疲れ過ぎていて、いろいろなところが詰まってきてしまっているので、「休息と浄化」が必要です。

と言われたのでした。

「仕事辞めれませんか?」の言葉は、あまりにも意外だったので、けっこう心に響きました。

 

さすがにちょっとまずいのかなと思い始め、そこから、少しずつ少しずつ、知識を学び、できるところから、心地よくできるところから、日常に取り入れはじめたのです。

 

そして、およそ10年。

本当に身体が変わってきているんだなと、今回の記録的な寒さのおかげで、実感することができたのです。

今では、定期的に通っている鍼の先生にも、本当に身体がよくなってきていると言われるし、アーユルヴェーダの先生の脈診でも、数段に今のほうが健康レベルが上がっていると言われます。

自分でも、そう感じてはいたのですが、今回の寒さのおかげで、改めて自分の身体の状態の良さを認識することができました。

 

全然元気だと思っていた10年前は、疲れや自分の不調を感じることさえできないぐらい、感覚が麻痺していたんだと、今ならよくわかります。

 

歳を重ねているのにも関わらず、前よりも体調がよい!そして、何より気分がよい!当たり前の日常が本当に幸せだと感じられる!

というのは、

とても嬉しいことです。

そして、とても自信になります。

 

年々、自分の身体と上手に付き合えるようになってきていること

そもそも備わっている自分の力をちゃんと発揮できるようになってきていること

 

これが、苦痛や制限の中ではなく、日常の心地よさや快適さとともに育まれてきたというのは、本当に嬉しいことです。

 

「治してもらった身体は、これほど弱い身体はない。

自分で治した身体は、これほど強い身体はない。」

 

この言葉、尊敬する氣功整体の先生がよくおっしゃる言葉ですが、本当に今はことさらこの言葉が身に沁みます。そして、コツコツやってきたことが実を結び、快適に過ごすことができていて、とても自分自身の体に自信が持てるようになりました。

 

病気になってしまったら、確かに今は医療も発達し充実してますし、保険も充実してますから、安心して治療を受けて、病気を治すこともできるでしょう。

 

でも、病気は仮に治療で治ったとしても、そういう病気が出来てしまうような身体の状態は、病院での治療では治してもらえません。

 

また、なんとなく不調だから病院にいっても、診断がつかないから、「様子を見ましょう」と言われてしまうこともありますよね。

 

はっきりとした病気として発現していないと、病院での治療はできません。

 

「快適であることのすすめ」、の記事にも書きましたが、病気として診断がつくのは、じつは不調がかなり溜まってきてからなのです。

 

なので、「なんとなくおかしいな」と感じたのなら、ぜひともそのサインを放置せず、自分に合う心地よい健康習慣を身に付けるきっかけにしてみてはいかがでしょうか?

 

このとき大切なのが、「心地よい習慣」というところです。決して無理しないのがポイントです。

 

その辺りのことは、また近いうち記事を書きたいと思います!

 

立春まであともう少し。本格的な寒さもあと少し、どうぞ暖かくしてお過ごしくださいませ。