文明の利器も賢く使おう!

みなさま、こんにちは。

昨日は、わたくしごとですが

この寒さの中でも身体がポカポカで過ごせているとお伝えしました。

 

靴下何枚も重ねても寒くて寒くて仕方なかったころから、してみれば

昨日のブログに書いたような、いろいろな養生を、楽しみながら続けてきた結果の賜物ではあるのですが、

 

一つ、冷え対策として、この冬に取り入れたことで、簡単にできて効果の高い方法があったので、それを今日はご紹介します!

 

簡単にできて、効果の高い方法とは、

ずばり

「文明の利器を上手に使う!!」

「光熱費をけちらない!」

 

 

というものです。

 

これは、からだクリエイトきらくかん を主宰されている、奥谷まゆみさんから教えてもらいました。

 

 

 

やりくり上手の主婦の方は、とくに自分一人のときは、節約のために暖房やクーラーをつけずに、我慢するという方も多いのではないでしょうか?

 

 

うちは、私がやりくり上手というよりは、母がおりますので、母が戦時中生まれなので、何事に対しても、節約モードです。

 

そして、そういう環境に育っているし、今も一緒に暮らしているので、当然なんとなく暖房はけちるのが習慣になっておりました。

 

そして、どんな寒い日もガスストーブを半分だけつけるのが当たり前で、全開にすることなんかありませんでした。

 

そうすると、朝起きた時、本当に寒くて居間に降りて、ガスストーブをつけて、しばらくそこを動けません。

 

お湯が沸くまでのあいだ、ずっとストーブの前でうずくまっているのです。

 

ただでさえ、冬は朝おきるのが辛いので、起きる時間が遅くなりがちなのに、さらに寒くてうずくまっている時間は何もできないので、やるべきことが押せ押せになり、本当はもっとゆっくり半身浴したいけど(わたしは、朝風呂派です。)その時間がどうしても短くなってしまいます。。。

 

それが、まゆみさんの「暖房費をけちらない!快適に動ける温度にして、動いていて身体があたたまり、部屋の温度が暑いと感じるようになったら、温度設定を低くしたり、消したりすればよい!結果的に一日トータルしてみたらそんなに高い温度設定にはなっていない」

 

というお話を聞き!

 

なるほど!と思って、試してみたのです。

 

朝一番で、起きてきたら、ガスストーブを全開にし、夏のクーラーとしてしか使ってなかった、エアコンも付けます。

 

そうしたら、なんと快適なのでしょう。

 

今のエアコンは温まるのが早い!あっというまに暖かくなり、ストーブの前でうずくまる必要がなくなりました。

 

お湯をわかしている間も、簡単なストレッチしたり、美しい姿勢を意識しながら朝ごはんやお弁当の準備をはじめたり!

 

すぐに活動に入れるので、けっか身体を動かすことになり、お白湯がわくころには、身体が温まっていて、お白湯を飲んだら、エアコンは、もうオフして大丈夫です。

 

こんな簡単なことで、身体って変わるものです。身体を動かすって、何より効率的!と思いました。

 

どんなに厚着をしたり、カイロをたくさん買い込むよりも、自分の身体を動かして、中から熱を作り出す方が、断然効率的だし、快適です。

 

東洋医学的な身体の診たての一つの状態として、「気滞」という症状があります。

字のとおり、「気」の巡りが悪く停滞している状態。エネルギーはちゃんとあるんだけど、それがうまく身体の中を巡っていないのです。

 

身体に良い食事をとったとして、さらにそれをちゃんと消化することができる消化力もあって、ちゃんとエネルギーが作られていても、それがうまく使われないと、残念ながら身体にとってそれは毒となってしまうのです。症状としては、胸のつかえや、お腹が張る、げっぷやおならが多くなったり、イライラや不安感が募ったりするのです。

 

エネルギーがあるのに、使わないのも、じつはよくないのですね。

 

奥谷まゆみさんの著書「クタクタ☆ハッピー~現代人を救う究極の健康法~」でも、じつはいろんな身体の不調は、「疲れているからではなく、疲れていないからだ!」というようなことが書かれていて、以前読んでなるほど!と思ったのですが、

昔のことを思えば、たしかに食べるものも豊富で栄養満点。でも家事労働はほとんどが全自動。通勤通学も自転車や車や電車が当たり前で。

 

身体を動かすことが、断然減っていますよね。

 

なので、エネルギーが滞るのも、当然かもしれません。

 

実際、患者さんの身体を診させてもらっていて、この「気滞」の症状の方、けっこう多いです。冬はとくにそうかもしれませんね。

 

私も実際そうでした。。。

 

というわけで、今日の結論。

 

「文明の利器を上手に活用し、自分の身体を動かそう!」

 

今日も、お読みいただきありがとうございました。