万病に効くお灸でコロナウィルス対策

万病に効くお灸で、コロナウィルス対策!!

ということで、昨日Facebookに記事をあげたのですが、
ブログではさらに加筆して、お灸でのコロナウィルス対策をお伝えしたいと思います。

昨日の記事で、新型コロナウィルスについて ワクチン・ウィルスのご専門の現役医師の見解 と題して、 本間真二郎医師(臨床は小児科学、研究はウイルス学、ワクチン学が専門)のコロナウィルスに対する見解をご紹介しました。

先生の記事を拝見すると、
通常の健康な人にとっては、罹ったとしても、症状の強い風邪程度の感染症であるとのことですが、
感染力が強くほとんどの人が免疫力を持たないために、世界的に大流行する可能性があるとのことで、

今までもそう思っていましたが、

こうなってくると、政府の対応がどうとか
満員電車がどうとか、

人の集まるところにいったかどうか

ということよりも、

ほんとに頼みの綱は、「自分自身の免疫力」ということになるのではないでしょうか。

いくら未知の感染症だとしても
自分にもともと備わっている免疫力が、ちゃんと働いてくれさえすれば、万が一罹ってしまったとしても

それこそ通常の風邪をやりすごすのと同じように、経過させられるわけですから。

そして、

免疫力を高めるには、やっぱりお灸でしょう!!

ということで、私が卒業した鍼灸学校の創立者の柳谷素霊先生の「万病に効く!」というタイトルのついている秘伝のお灸の本をひっぱり出してみました。

写真の説明はありません。

そうしたら、ちゃんとありましたよ。

「健康の促進、維持に働かす、いわゆる強壮灸の常用」

という項目が!!

この章で紹介されていたツボは6カ所

足三里【あしさんり】(万病に効果あり)
中脘【ちゅうかん).】(腹部内臓臓器に作用し、その機能を強実せしめる)
気海【きかい】・関元【かんげん】(排泄器、消化器に作用する」
膏肓 【こうこう】(心臓、呼吸器に作用する)
百会【ひゃくえ】(脳神経に作用する)

百会は、通常のせんねん灸は使うことできないのですが、温灸器をお持ちの方なら、百会もご自身で簡単にお灸することができます。

写真の説明はありません。
百会

棒温灸は、これです↓

せんねん灸琵琶湖

あと、背中にある膏肓のツボは、貼るお灸の太陽が便利ですね。

膏肓

貼るお灸太陽はこれ↓

貼るお灸太陽

そのほかの、足三里、中脘、気海、関元は、通常のせんねん灸を使ってもよいし、やはり貼るだけ太陽灸も、便利ですね。

これらのツボにお灸をすると、

「血液中に種々なる抵抗物質の産生があるに至り、頭脳明晰、視力強大、気宇広闊、肚裏清浄、四肢軽捷と為り、快眠、快食、快便を来たし、精力旺盛、元気溌溂と為り、疲労を覚えず、老衰を防ぎ、抗菌的作用を生じ来りて、疾病を予防することが出来るのである。」

と書かれてていて、

単に病気を予防するだけではなくて、頭脳明晰とか、精力旺盛とか、老化を防ぐとか、快眠、快食、快便と、どれもこれも、通常のときでも誰もがこうありたいと思う状態になれるということなんですね。

さらに、最後に、『我々は灸療こそ予防医学の最たるものである、と茲に強調するものである』

との、力強い言葉で締めくくられていました。

あなどるなかれ
お灸の効果って、すごくないですか!?

うん、うん、すごいですよねー(*^^*)

ぜひツボの写真を参考に、お灸で健康増進!

お試しくださいね。

さらに、現代版、養生灸のバイブル、
せんねん灸のツボブック に載っている 健康増進・病気予防のツボもご紹介しておきます。

中脘【ちゅうかん】
関元【かんげん】
足三里【あしさんり】
隔兪【かくゆ】
肝兪【かんゆ】
脾兪【ひゆ】
湧泉【ゆうせん】

の7つのツボです。素霊先生が秘伝の書で伝えられているツボと、同じようなツボがやはり紹介されていました。


中脘【ちゅうかん】
呼吸を深くして胃腸の働きを高めます。せき、たん、消化不良、むくみ、動悸、息切れ、不眠など。とくに不調がない方にもおすすめ。

中?
呼吸を深くして胃腸の働きを高めます。せき、たん、消化不良、むくみ、動悸、息切れ、不眠など。とくに不調がない方にもおすすめ。

関元【かんげん】
いわゆる丹田(気力が集まるところ)といわれるところ。下腹部をあたため、尿に関する症状、女性特有の症状に。情緒不安定、足腰が弱くなるなど加齢による諸症状におすすめ。

関元
いわゆる丹田(気力が集まるところ)といわれるところ。下腹部をあたため、尿に関する症状、女性特有の症状に。情緒不安定、足腰が弱くなるなど加齢による諸症状におすすめ。

足三里【あしさんり】
病気予防、体力増強以外にも足のつかれ、むくみ、胃腸の症状、膝の痛みにも万能養生のツボ。

足三里
病気予防、体力増強以外にも足のつかれ、むくみ、胃腸の症状、膝の痛みにも万能養生のツボ

湧泉【ゆうせん】
首のコリをほぐし、頭の血行をよくする。体のだるさ、つかれを取る。足の冷え、不眠にも効果があるとされています。

湧泉

首のコリをほぐし、頭の血行をよくする。体のだるさ、つかれを取る。足の冷え、不眠にも効果があるとされています。

残りの、隔兪(かくゆ)、肝兪(かんゆ)、脾兪(ひゆ)

は、 「胃の六つ灸」 として有名なツボの組合せで、胃の疾患にはとても効果があり、胃の働きを高めてくれます。

鍼灸の世界でも、胃の気=生命力そのものだと言われたりしますし、アーユルヴェーダでも、まさに消化力は、寿命や免疫力を担っていると言われていて、

胃腸の働きはいつなんどきでもケアするに越したことはないということです。

背中側のツボは、なかなかセルフケアがしずらいですが、貼るだけでいい太陽灸を活用したり、家族どうしてやりあいっこするなどして、

ぜひ、コロナウィルス対策だけでなく、万病の予防に、さらなる健康の増進に
お役立てください。

PS.お灸はやってみたいけど、どうやっていいかわからない方のために、お灸教室は、随時開催していますので、お気軽にお問合せください。

さらに、来週の2月25日(火)は、
旧暦の2/2にあたり、お灸の効果が2倍になる日だという言い伝えがあるので、

にわかに、お灸イベントも開催することにしました。

誰もが気軽にお灸体験できる「お灸カフェ」を開催する予定です。

詳細は、またお知らせしますので、
お近くの方はぜひ遊びにいらしてくださいね。