出すのが先!
みなさまこんにちは。
鍼灸のバイブルでもある、中国最古の医学書《黄帝内経》にも載っているのですが、
「子午流注」という、中国伝統医学特有の理論があります。
「子午」は「時刻」の意味で一日24時間を12等分し十二地支に対応させていて、「流注」は人体の十二臓腑(十二経脈)の気血運行の流れを意味し、子午流注は一日24時間の臓腑気血の運行リズムを現したものです。
この時間の流れに合わせて、鍼灸の治療にもいかしたり、
養生アドバイスもしています。
この運行リズムをみてみると
1日の始まりは、
肺から(AM3:00~)
次に、
大腸(AM5:00~)。
そして、ようやく
胃の時間(AM7:00~)
になります。
朝は排泄の時間なので、朝食を食べない方がよいということも言われていますが、
それもこの理論からすると一理あります。
しかし、育ち盛りのお子さんでしたら、やはり朝ごはんは食べさせてあげたっほうがよいでしょう。
そのときに、ぜひともこの臓器と時間の関係を味方につけてほしいと思います。
朝起きたら、
まずは大きく深呼吸。
それから乾布摩擦。
(皮膚は肺の働きと大いに関連があります)
そのあと、排泄
スッキリした後で朝食です。
ぜひとも、お子さんがいらっしゃる方は、この習慣を小さいうちから、身につけさせてあげて欲しいと思います。
朝の排泄の習慣がないお子さんでも、毎日このリズムにのっとり、同じ時間にトイレに座らしてあげるのがよいです。
いきむ必要はないので、最初は便意がなくてもいいので、とにかく便座に座ります。
それを続けていくと、だんだんとお通じの習慣がついてきます。
ぜひとも、時間を味方につけて、朝の排泄の習慣をこころがけましょう。
朝の排泄の習慣は、学習効果にも大いに影響しますので!
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