心理=生理現象 【心配症なのも、くよくよするのも、身体が弱ってるから】
みなさんの周りで、
・過ぎてしまったことを、いつまでもくよくよ悩んでる
・あるいは、まだどうなるかわからない未来を必要以上に心配している
そんな人はいらっしゃいませんか?
もしかしたら、自分がそういうタイプだという人もいらっしゃるかもしれません。
もし、そういう方がいらっしゃったら、まずは体を整えましょう。
お友達や家族にどんなに相談にのってもらっても、プロのカウンセリングを受けても、そういう性質は残念ながら治りません。(そのばで少し心が軽くなることはもちろんあるでしょう)
なぜなら、必要以上に悩んだり、必要以上に心配したりしてしまうのは、
私たちのの身体に張り巡らされている神経系統が弱っていたり、その神経系統に炎症が起こっているからなのだそうです。
このことを教えてくださったのは、一般社団法人愛光流を主宰されている山本清次先生。
昨日は、めったに東京にはいらっしゃらない山本先生の講座があり、参加してきました。話に聞き入っていて、写真を摂り忘れ(^_^;)、写真がなくてごめんなさい。
10年ぐらい前にはじめてお話しを聞かせてもらい、それから3年に一度くらい、先生が関東にいらっしゃるときに、施術を受けたり、講座を聞かせてもらったりしているのですが、毎回お話がとにかく面白くてそして、とてもわかりやすく心と体が繋がっていることを教えてくださるのです。
よく心と体は繋がっているというのは、最近よく話題にのぼるようになり、耳にしたことがある方も増えてきていると思います。
わたしも、随分前からそのことは知っていたし、学んでもいたのですが、そのことを、
「心理状態=生理現象」なのですよ!
と、さらっと、しかもとてもわかりやすく教えてくれたのが、山本先生でした。
たとえば、お腹が空いているときはイライラする。とか、おしっこに行きたいのを我慢しているときは、人の話をちゃんと聞けないとか。
人恋しくて、なんかいつも寂しがっている人は、肺が弱っているとか
先生のところには、うつの人や出社拒否の大人も、不登校の子供など、たくさんの方が施術を受けにいらっしゃるそうですが、その人達も、カウンセリングなんかしなくても、背骨の調整をして(先生は整体の操法をされるので)、あと日常での生活指導。どんなものを食べたらいいのかとか、夜は何時に寝てもいいから、とにかく朝同じ時間に起きるとか、足湯をしましょうとか、
その人に合わせた指導を繰り返して、身体がしっかりしてくると、みなさん、自然と会社にいったり、学校に行くようになるそうです。
そして、本人がそろそろ会社に行きたくなったり、学校に行きたくなったりしたときに、ポイントは、「まだ行っちゃ行けない」と引き留めることだそうです。
そうすると、よけい行きたくなってくる。。。
なので、先生には内緒で学校に行き始めたりすることも多々あるそうです。
私自身も、アーユルヴェーダのクリニックで初めてちゃんと診察を受けたとき、今から10年ちょっと前になりますが、
「仕事辞めれませんか?」と医師に言われてしまうほど、弱っていて消化力も落ちてしまっていました。
もともと丈夫で、ほとんど風邪も引いたことなかったので、
自分では、そんなに弱っている自覚がなかったのですが、
そこから、少しずつだけど、生活を見直し、早寝やお白湯や、出来立てのご飯を食べること、そしてのちにお灸習慣も取り入れるようになり、
少しずつ、少しずつ、自分を整えることをやってきた結果、
脈も整い、肌も人生でこんなに潤ったことがないというぐらい、潤うようになり、疲れにくくもなり、身体を動かすのがおっくうではなくなり、
専門家に客観的にみてもらっても、確実に身体がよくなっているし、
自分の感覚としても、元気になったのがわかるようになりました。
この、いまの元気になった感覚で、前の自分の状態を思い返すと、10歳若かったはずなのに、本当に疲れ果てて弱っていて、それで夫に対してイライラしたり、どうなるかわからない未来を、それこそほんとに心配していて、いつも不安がつきまとっていました。
目の前にやるべき仕事があり、それなりにうまく行っていたのにもかかわらずです。はたからみたら、なんの憂う心配のない状態に見えていたと思います。
それでも、わたしの心はとても沈んでいました。そして身体は鉛をひきずって歩いているようでした(今と比べたらです。。。)。
なので、自分でも実際、その違いを体験済みなので
心理状態=生理状態
というのが、とても納得なのです。
そして、タイムリーなことに
アーユルヴェーダから、最近「コトハ」という、日本の縄文に伝わる知識を活用した活動にシフトされている、蓮村先生の今日のツイッターにも、まさに同じようなことが呟かれていました。
先々を心配する人がいますが、そんなとき、皆さんならどうするでしょう。とにかくなんとかしようとして頑張りますか? あるいは先のことは心配しても仕方がないから気にしないようにするでしょうか?
特に、初めての場面であれば、まだ経験したことのない未来ですから 何が起こるか予測がつきません。うまくいかないかもしれないし、うまくいくかもしれません。
ですので、そうした未来を心配するのは、その人自身の心のせいであり、もし心が安定し、整っていれば、先のことをむやみに心配することはなく、今できることをして、未来に備えるでしょう。
しかし、自分の心が整っておらず、不安定だと何が起こるかわからないことに不安を感じ、心配になるのです。中にはその不安や心配を人にぶつける人もいますね。
人にぶつけることで自分が楽になろうとしているのです。もし、あなたが先のことを心配していたら、まずはしっかりと休息を取るようにしてください。
早寝をして十分な睡眠を取る、瞑想を規則的に継続する、そして純粋な食事をとり、過度な活動や外出を控えるようにするのです。
そして自身の心が整い、安定すれば自然と心配はなくなります。仮に状況が変わっていなくても、心配はもうなくなっているのです。
大切なことなのでもう一度言います。心配や不安があるときは、頑張ろうとするのではなく、まず自身を整えるようにしてください。
そして、今できることを行い、あとは結果を待ちます。果報は寝て待て、と言いますが、ベストな自分でベストなパフォーマンスが出来きれば果報はついてきます。
蓮村先生ツイートより
新しい年を迎えて、あっという間に一か月が過ぎ、年初に今年の目標や、今年毎日やることなど、決めたはいいけど、ぜんぜん出来てない。。。
という人もいらっしゃるかもしれません。
そんな人は、目標に向かって頑張る前に、まず自分の身体を、しっかり労わってみてはいかがでしょうか?
ちゃんと寝て、ちゃんと栄養摂って、それからしっかり運動です(お仕事でもよいです)
今、身体にどこかしら病気を抱えていたり、不調を抱えていても大丈夫です。
昨日の山本先生も、「病いは治そうとしなくても、身体が安心さえすれば、勝手に治っていく、身体が勝手に治してくれる」と仰っていました。私もその通り!と思います。
では、身体安心するためにはどうしたらよいか?山本先生がまずはこれをしっかりやりましょうと仰っていたのが、この3つです。
- タンパク質をしっかり摂取すること
- 血糖値を安定させるために、2~3時間おきに、黒糖か生ハチミツを舐める
- 携帯を寝室に置かない
携帯は、電源を切っていたとしても、寝室に置いておいてはダメなんだそうです。携帯は人間の体にとっては、ありえないくらい危険なものなんだそうです。
なので、絶対に寝室におかないこと。
これは、蓮村先生もよく仰ってましたね。
はい、そんなに難しくないですよね?
余裕がある方は、ぜひここにお灸習慣も加えてほしいところですが(^_^;)
二十四節気ですと、2月4日が立春で新年です。
ここからが、今年の本格的な始まりになります。
ぜひ身体を整えて、充実した年にしていきましょう!
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