毒素をチェックしてみよう

皆さま、こんにちは。

 

今日は、先日の記事「毒素は万病のもと」の続きで、毒素の診断をしてみましょう。

テスト1では毒素の蓄積度を、テスト2では毒素の蓄積の原因を確認します。

当てはまるものにすべてチェックしてみましょう。

 

テスト1

Aグループ

□精神的、あるいは肉体的疲労感がある

□昼食後に眠くなってしまう

□こころやからだが重く感じる

□体力が落ちていると感じる

□毎朝、排泄があるとは限らない

□よくないとわかっていることがやめられない

□食欲が落ちた、または消化に時間がかかると感じる

□やらなくてはならないことを後回しにして、ついつい怠惰になってしまう

Bグループ

□関節の痛みが数日から一週間ぐらいで別の関節に移動することがある

□皮膚のかゆみが数日から一週間ぐらいで別の部位に移動することがある

Cグループ

□繰り返しつばを吐くことがある

□鼻水が止まらなくなることがある

□幾日も下痢が続くことがある

□一日に5回以上排泄をすることがある

 

テスト2

□断食をしたことがある

□過食になりがちである

□完全に空腹になる前に食事をすることがよくある

□食事の時間が不規則になりがちである

□夕食に乳製品、揚げもの、牛、豚肉、刺身を多く食べる

□食事をしながら冷たい飲み物をよく飲む

□残りものや作り置きしたものを食べることが多い

□立って食べることが頻繁にある

□あまり噛まずに早食いをする傾向がある

□夕食を21時過ぎに食べることが多い

□日中、排泄を我慢することが多い

 

 

テスト1の診断

 

■Aグループにチェックがひとつでもあれば、毒素が体内に蓄積しはじめています(該当項目の数と毒素の量には関係がありません)

■Bグループに該当するものがあれば、毒素の蓄積が進み、毒素が体内を遊離している状態です。

■Cグループに該当するものがあれば、さらに毒素の蓄積が進み、遊離する毒素が体外に排出されはじめています。これは自浄作用※とよばれる症状です。おさえ込まず、きちんと完結させるようにします。

 

【※自浄作用完結のポイント】

 つば、痰、鼻水、下痢、頻回の排泄は、おさまるまでできるだけ食事の量と質を軽いものにします。特に夕食は蒸し野菜やあたたかいそばなど、油の少ない菜食がおすすめ。

 乳製品、揚げもの、チョコレート、牛・豚肉、魚介類、ナッツ、冷たいもの、ねばねばしたもの(納豆など)を避け、早寝をするようにしましょう。

 

テスト1で、Aのみに該当した人は、この後に掲載している【毒素解消法】を実践してみてください。BやCにも該当のある人は、ぜひとも一度、はりきゅう治療を受けにいらっしゃることをお勧めします。

 

テスト2の診断

テスト2は、該当した項目が、いまのあなたたの毒素蓄積の原因です。今後はできるところから、無理なく回避できるようにこころがけましょう。

 

毒素解消法

以下の「適切な食事のとりかた」によって毒素を減らすようにしていきます。

  • 消化によく、適度に油を含むできたての食事をします
  • 落ち着いた環境で、座って食べます
  • 非常に冷たいものを食べたり、飲んだりしません
  • 完全に空腹になってから食事をします
  • 昼食を一日の中心とします
  • 夕食は軽く、はやめにすませます
  • 一回の食事は、20~30分程度で食べ終えます
  • 満腹の4分の3程度で食べ終えます
  • 乳製品、揚げもの、牛、豚肉、刺身などは少量にします
  • 食事をしながら、カップ一杯の白湯をすすります

 

みなさま、毒素の溜まりぐあいはいかがでしたでしょうか?

現時点で、それほど毒素がたまっていない人でも、

テスト2の診断項目で、日常でけっこうやってしまっていること多いのではないでしょうか?

または、素解消法としてあげられている項目を、やってみようと思うと、いがいと難しかったりしませんか?

 

慌ただしい日常の中で、わたしたちはついつい、外側のやるべきことにがかり気が向き、自分の体調を振り返ることがあまりありません。そして食生活は大事だとわかってはいても、ついつい、とりあえず空腹が満たされればよいと、ないがしろにしてしまいがちです。

「昼食を中心に、夕食は軽く!」 という項目だけでも、主婦のかたであれば、お昼は自分一人だから残り物で簡単にすませてしまう人も多いだろうし、働くサラリーマンの方なんかは、今日はお昼休みが少ないから、おそばやラーメンですませてしまうなんてこともあるかもしれません。

そして、仕事を終えて、帰ってきてから、ゆったりと、がっつりと食べる!それが楽しみだという方は、とても多いと思います。

お昼におそばやラーメンで、軽くすませて、それで8時や9時に帰ってきて、

軽めの食事で夕飯をすませられるはずはないのです(+_+)。そりゃあ、がっつり食べたいです。

 

でも、お昼に満足いく食事を摂れていると、いがいと夜は軽めにすませられて、そうすると睡眠の質がぐ~んとあがり、次の日の朝の目覚めが、なんともすがすがしいのです。

 

私自身が、こういう知識に出会ったのが、約9年前ですが

そのころは、あたりまえにお昼は、おにぎりだけとか、それこそおそばだけとか、忙しいし、とても簡単にすませ、夜はしっかり食べる!!というのを、当たり前にやっていました。

 

でも、お昼にしっかり食べ、夜を軽くしてみて、そして早寝してみたら、

次の日がなんとも爽快で!もともと夜遅まで起きているのは苦手で、どちらかというと朝型でしたが、

それでも、ほんとうにスッキリ目覚めて、爽快な気分。からだもとても軽い!

その感覚が、なんとも心地よかったので、また次の日も、お昼しっかり食べて、夜は軽く、早寝したい!と思うようになったのです。

夜は軽くしなきゃ!ではなく、

夜は軽くすませたい! そのためには、お昼にしっかり食べておこう!

みたいな。無理してやるのではなく、それが心地よいからやる!

というサイクルがはじまりました。

 

もちろん、いつもいつも思い通りいくわけではなく、仕事での会食もありますし、親族が集まれば、ボリュームのある夕飯が続いたりもします。

鍼灸学校時代は、夜間のクラスだったので、どうしても夕飯を早くすませることが難しく、試行錯誤の日々でした。

 

それでも、どんな状況でも、無理することはありません。

自分にとって、無理なくできるところからはじめればよいのです。

 

たとえば、お休みの日だけは、お昼にしっかりボリュームのあるものを食べてみる

とか、

お白湯だけは、食事のときに必ず飲んでみる

とか

 

食事にかける時間を20分~30分にする

とか、

 

毎日でなくても、出来るときに、できるところからでよいので、やってみます。

 

そうすると、少しずつ万病の元である毒素の蓄積も減っていって、

こころも身体も軽くなっていくのを感じられるはずです。

 

毒素が減れば当然、病気にもなりにくくなります。へたに老化におびえることもありません。

 

ぜひとも、健康のために何か新しい物を取り入れる前に、すでに溜まってしまっている毒素を浄化していくこと!

 

やってみてくださいね。

 

自分一人では、どうもできないという方は、ぜひとも治療院にいらしてくださいね!

 

では、今日はこの辺で。

めっきり冷え込んできましたので、みなさま、暖かくしてお過ごしくださいね。