川嶋朗先生
みなさま、こんにちは。昨日は、川嶋朗先生の著書から、ご自身で冷えを判定する方法をご紹介しました。
今日は、川嶋先生について、ご紹介させていただきたいと思います。
川嶋先生は、もともとは腎臓がご専門の西洋医学のお医者さまですが、ホメオパシーから、氣功、催眠療法、漢方や鍼灸、アーユルヴェーダなど、ありとあらゆる、伝統医療や、自然療法、民間療法などにも、幅広く精通されていて、
現在は一般財団法人東洋医学研究所附属クリニックの自然医療部門にて、診察されています。
西洋医学では、完治は難しいとされている、糖尿病や高血圧、リウマチ、アトピー性皮膚炎や、膠原病、癌の患者さんなど、たくさんの方が診療に訪れるそうです。
先生は、どんな患者さんがきても、必ず『なぜこの病気になったと思われますか?』と、必ず最初に聞くそうです。
「わからない」と、答える患者さんにも、
必ず思い当たる事があるはずだと、しっかりと患者さん自身に、考えてもらうことにしているそうです。
なぜなら、病気になるには、必ず日常の生活に原因があり、そこが改善されない限り、本当の根治や完治はあり得ない。
さらに、例えば、高齢のガン患者さんがいたとして、抗ガン剤や放射線治療をして、ガンという病変はなくなったとしても、治療で体力を大幅に奪われて、その後寝たきりになってしまってとしたら、確かに、病気は治ったかもしれないけどその人は、本当にそれで幸せなんだろうか?それで、医者は、『はい、病気は治りました!』と、言っていいのだろうか?
というような事をいつも考えるからだそうです。
病気が治り、元気に生きてこその人生だと。同じような理由で、極端な食事制限や、高額な民間療法をやってみたいと仰る患者さんに、それを一生続ける事できますか?と、聞くそうです。
なぜなら、一時的に症状が良くなったとして、極端な生活習慣や高額な治療が続けられず、もとの生活に戻ったら、また病状も元に戻ってしまうのなら、これまた、あまり意味がないからです。
先生は、患者さん自身に問いかけながら、たくさんある治療法の中から、その方に合いそうな療法を提案します。
でも、あくまでも選ぶのは患者さん自身。
先生が押し付ける事はありません。たくさんの選択肢と、それぞれの長所と短所などを説明したうえで、
その最終選択は患者さんに委ねるのです。
そして、それをやってみて
また、しばらくして先生のところを訪れて、
やってみてどうだったか検証して、次の戦略を一緒に練る!
みたいな感じで、診療は進んでいきます。
病気は、医者が治すもの、お医者さまに治してもらうもの
と、思って、川嶋先生の診療を受けにいくと、最初はひどく怒られるかもしれません( ̄▽ ̄;)
でも、自分自身で、自分の心や身体、ときには魂とも向き合って、
今後の人生、より幸せで充実したものとしていきたいと思っていらっしゃる方には、
幅広い分野にわたり精通されていて、統合医療の経験も豊富な、先生の診察は
とても有意義だと思います。
「自癒力 自分の力で病気を治す100の方法 」 という著書の中で、川嶋先生は、
「治る」とは、死ぬまで幸せに生きること治療の真の目的とは、患者さん自身が、幸せになることだと思うからです。
と、書かれています。
この先生のスタンスに、私もとても共感しています。
どの国もまだ体験したことのない、超高齢化社会を迎えている日本。
80代、90代のシニアの方の活躍もあちこちで、見られるようになり、あんなふうに年を重ねていきたいと、目標となる存在がいる一方で、
寿命は延びているけれども、健康寿命と実際の寿命との差があり、寝たきりで人生の最後を迎える方が多いのも事実です。
どのような人生を送り、どのように最後を迎えるか?
本当に今の時代は、働き方も、夫婦のありかたも、家族のありかたも、多様化してきていて、
たくさんの形があり、たくさんの選択肢が用意されているだけに、
こうしたら、必ず幸せになれる!
みたいな、方程式は存在せず、
では、あなたはどうしますか?
あなたは、どうしたいのですか?
というのが、問われている気がします。
これからの医療や各種の自然療法、健康法との付き合い方も、本当に一人一人が自分に合うものを、自分で選択していく時代に、なっていくと思います。
いや、
いずれ。。。ではなく、
すでに、ご自身の選択決断が迫られる時代になってるのだと思います。
「あれ、わたしそんなこと考えたこともなかったな。。」
と、思われたかたは、ぜひ川嶋先生のご著書(たくさん出ています)を、読んでみることをお勧めします。
そして、今の自分の状態を、自身で把握して、自分と上手に付き合い、生涯健康で幸せに過ごしたいと思われる方は、「GreenSalone」でも、積極的にサポートいたします!
どうぞ、お気軽にご相談くださいませ。
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