1/16(木)「サティシュの学校 みんな、特別なアーティスト」上映会とお話会

上映会 再び!

「サティシュの学校 みんな、特別なアーティスト」

前回9月に大好評だった
サトケンさんをお呼びして サティシュさんの上映会

来週1月16(木)に、再び開催です!

今回は、サトケンさんではないのですが

和裁士としてずっと着物を縫う仕事をしてきて、なおかつ普段着にも着物生活を取り入れて20年以上の
叔母を囲んでの上映会です。

叔母は和裁士になってから、

日本のこのステキな着物の文化を後世に残していくには、

やはり若い人たちに着物の良さを知ってもらわないとで、

それには、まずは自分が着物を毎日着ようと、

50歳の頃から毎日着物生活が始まり、現在70歳を過ぎても、仕事と趣味のお琴と山登りとに、毎日大忙しなのですが、山登りに行く時以外は、家で仕事のときも、出かける時も常に着物です。

さらに

「わたしね、歳を重ねるほど、
なんだか健康になるみたいだし、
あのね、今、とっても幸せなの✨」

と、会うたびに話してくれて

「人間は歳を重ねるごとに幸福は拡大する!」

というアーユルヴェーダの教えを、まさに体現しているような
ステキな女性なのです。

叔父は普通のサラリーマンでしたが、叔母にうまくおだてられながら、最初は嫌々着物を着ていたそうですが、

今では、自分で着物を着られるし、
着た後は、ちゃんと陰干しして自分で畳んでしまうそうです。

2年前にもサティシュさんの映画の上映会を開催したことあったのですが、

そのときは夫婦揃って着物で参加してくれて、
それはそれは素敵なのでした。

そしてそのときの叔母の映画を観た感想が

「自分の言葉ではうまく表現できないけど、
サティシュさんが映画の中で語る1つ1つの言葉が、ほんとにその通りで、自分はそのように生きてきたと思う」

というようなコメントで
とても心に残っているのです。

高度成長期やバブル期をへて、どんどん便利になり、すっかり日本の社会では忘れ去られてきたようなことを

叔母は、同じようにその最中を生きてきてきたというのに、

手間をかけることの大切さだったり、
スモールビジネスの良さだったり、
手仕事の楽しさや美しさや豊かさなどを

誰に学んだわけでもなく
自然と、日々目の前のことを通して
感じとったことを大切にしながら
生きてきての

今があるということ、

その少ない言葉の中にも
とても深いメッセージを受け取ったのでした。

わたしも、叔母が普段着の着物を着るようになったのを見ていて、
着物に対するハードルが下がり、

そして、自分も普段の日に着物を着るようになってみて初めて、なんて着物は心地よくて良いものなんだということを知ったのでした。

(晴れの日の着物は、もちろん素敵なのですが、普段着に着る着物は、ほんと日本の風土にあっていて、身体が自然と緩むし、お腹周りはなんといっても温かいし、気温の温暖差による身体への負担がとても少なく、すごく身体が楽チンなのです)

その後で鍼灸師になり、
手を使ってダイレクトに人に触れるようになり、自分の手を大切にするようになったし、手仕事ということの、繊細さや優しさ、そして手をかけるからこそ
それがもたらしてくれる豊かさということも

だんだんと知るようになりました。

そして、昨年は

そもそも決して器用ではないわたしが

手縫いで簡単に作ることができる布のブラジャーに出会い、それを習ったことをきっかけに、

単純にチクチク縫う楽しさを覚え、
そして布と紐で自分にぴったり、しっくりくるように、着ることの心地よさを、

洋服のときにでも味わうことができるようになり

そこから派生しての

着物のリメイクまで、勢いやってしまったのでした。

まだ着物リメイクは、一着のみですが、
これからまたコツコツやっていきたいというのもあるし、

普段着の着物ライフをもっと楽しみたいというのもあって

そんなふうに
着物に興味のある仲間と
また新たに出会いたいという

野望もあり、

手仕事や、着物にまつわる日本の良き文化を

サティシュさんの映画や
普段に当たり前に着物を着る生活を送っている叔母の話しを聞きながら、

みんなで語りあいたいという思いもあり、

この企画を密かに温めてきたのでした。

サティシュさんの映画は、何度観ても
そのときその時で、心に響く言葉がたくさんあるし、

叔母は、ブログもインスタももちろんやってないし、決して喋るのも上手ではないけど

その道をずっと歩んできている人の言葉には、ほんととても重みがあります。

何より、夫婦2人で和服を着てる姿を見るだけでも、ほんと素敵で見惚れてしまいます。

ですので、和の文化や手仕事に興味がある人や、歳を重ねるごとに、素敵に生きていきたいと願う女性たち、目の前の暮らしそのものを丁寧に生きていきたいと願う人にとっては、

とっても貴重な機会になると思います。

なんだか、この企画、とても思い入れが強すぎて、
正式なイベント告知がすっかり遅くなってしまったのですが、

ご興味ある方は、

1/16(木)ぜひいらしてくださいね。

開催場所は、小田急線 祖師谷大蔵駅から徒歩3分のところにある
グリーンサロン鍼灸院 です

昨年の9月の上映会の時の様子

【開催概要】
■期日:1月16日(木)

場所: グリーンサロン鍼灸院 小田急線の祖師谷大蔵駅 徒歩3分(正式に申し込みいただいた方に、場所の詳細をご連絡いたします。)

■参加費

3,500円(映画鑑賞、お話、ランチ付き)
当日現金にてお支払いください。

■プログラム

10:00 開場
10:15 映画上映
11:30 終了
11:30 参加者のみなさんで対話
12:00 ランチタイム(手作りスパイスカレーの予定。。)
12:40 和の香りデモンストレーション
13:00 叔母の話を聞きながら、参加者の皆さんでシェアタイム
14:00 終了予定

■【申し込み方法】

E-MAIL:info@midorin.net

宛に、

お名前、メールアドレス、当日の連絡先をご記入のうえ、お申し込みください。

皆さまのご参加をお待ちしております。

主催 グリーンサロン鍼灸院 院長 堀内みどり

メール info@midorin.net

叔父と叔母と私