目指せベイビー
みなさまこんにちは。
今日は、1日お休みで、
しかも梅雨入り前の貴重な晴れなので
朝から、のんびりお散歩。
朝、5時代の空気は、日差しはもう十分ありますが、
澄み切っていて、少し冷んやり。
とても気持ち良いです。
昨年の今頃は、研修のため帯広に滞在していたのですが
じつは、我が家のそばにも帯広を彷彿とさせる自然があったことに、
鍼灸師になって、ほぼ毎日お散歩ができる余裕ができて(10分〜15分程度ですけどね)初めて気づきました。
そして、その後は
ひたすら、お部屋の片付け。。
先日、我が家に着物がたくさんあったという記事を書きましたが
母は、着物や洋服、あとなぜかカバンにとても好きみたいで、
その類が溢れています。
人の事だと、こんなにあってどうするの!?
と思いますが
私の場合は、それが書籍や、たくさんの学びの資料達なのです。
けっこう大きめの整理棚を鍼灸学生のときに購入したのですが、全然間に合わず
相変わらずあちらこちらに、溢れているのです(−_−;)
なので、母のことを、決して責めることはできないのです(⌒-⌒; )
で、その溢れた資料たちを、今日はとにかく整理しようと、朝から奮闘していました。
どれも貴重なものばかりなのですが、なかなか捗らないのですが
1つ1つ目を通し、確認した甲斐あって
お宝発掘しました!
学校を遅刻してまで受けに行った
大御所の先生の特別講座の資料が出てきたのです。
当時はたしか専門の2年生で、毎日毎日座学と、基礎の実技と、さらに応用の実技と、次々にいろんな先生の講義を受けるので
頭の中が、全くもって混乱する毎日だったのです。
そんなわけで、たくさんの講義の記録の中に埋もれてしまっていたのですが
今、日々行ってる治療にも、力を入れているお灸教室にも、そして、今後の治療家としての方向性も指し示してくれるような、
そんな貴重な講義録を発見!
半日以上、頑張った甲斐がありました。
その講義録から、
お灸教室でお伝えしている
『今日の私に最適な、お灸すべきツボ!』
に関して、とてもわかりやすい表現があったので、ぜひ、皆さまにも、シェアしたいと思います。
お灸教室のときにお伝えしている、お灸すべきツボの場所は、
冷たかったり、ザラザラしていたり、シワがよってたり、色がくすんでいたり、凹んでいたり。。
と、いくつかお伝えしていますが
この講義録によると
ズバリ一言で
『ベイビーでないところ』 とのことです。
ベイビーの特徴が
『柔』『温』『潤』
この写真は、患者さんのお子さんですが、
見事に、『柔』『温』『潤』 です。
ベイビーの特徴である
『柔』『温』『潤』
ではないところ、
つまり『硬い』『冷たい』『乾燥している』
ところが、まさにお灸ポイントです。
実際、私が治療のときも、皮膚をよく観察し、触診し、そして切経して
各経絡上で、一番阻滞しているところを探して、そこを治療ポイントとして、治療していくのです。
なので、ふだんお灸教室でお伝えしている
今日の自分にぴったりのツボというのは、
実際プロの鍼灸師の治療のポイントでもあるのです。
それを一言で言うと
『ベイビーでないところ』
となります。
講義録には、
『ベイビーでないところを治療して、ベイビーに戻す!』
と、書かれていました。
本物のベイビーと自分を比べて、
ベイビーでないところとなると、
それって、どこもかしこも全部だわ( ̄O ̄;)
と、思ってしまわれる方もいらっしゃるかもしれませんが、
その場合、本物のベイビーと比べるのではなく、
ご自身の全身の肌の中で、特に目立ってベイビーでないところを、探してみてください。
お灸教室でも、そのようにお伝えしているかと思います。
そして、ベイビーでないところに、
1つ、2つと、
できれば毎日、お灸をしてみてください。
気づけば、だんだんとベイビーの肌の部分が増え、
全身がポカポカになり、
よく眠れるようになり、
疲れにくくなり、
心まで、ベイビーとは言わなくとも、少し若い頃のように、無邪気にいろんな事を楽しめるように、
なっていることと思います!
ぜひ、ベイビー肌を目指して
毎日のお灸、やってみてくださいね。
最近のコメント