感じたことを大切に!

みなさま、こんにちは。

今日は、昨年卒業した鍼灸学校の仲間と、久々に学校のある新大久保で、これから会う約束をしています。

卒業して、1年。

あっという間のような、長かったような。。。

あの頃、漠然と夢に描いていたことが、今は現実になっていて、そういう意味では、本当にこの一年の変化は、自分でも予想できなかったですね(^^♪

鍼灸の専門学校は、それこそたくさんあるのですが、

仕事しながら、夜学校に通うので、夜間部のある学校で、家から通いやすい場所でという条件で、3つほど学校を見学に行ったのですが、

その中で、うちの学校に決めた理由は、いくつかあるのですが、

その中で一番の決め手は、

なんと、図書室!

小さな図書室なんですが、ぎっしりと古典の書物はもちろん、養生の分野も幅広く取り揃えていて、そして、当時とても興味があるけど、高くて手が出せなかった”こころと体のつながり”に関するたくさんの本が、並んでいて!!

えー、鍼灸学校なのに、こんな本も取り揃えている!というのが、とてもそそられたのです。

あとは、その図書館の空気。なんともいい感じがしたのです。

他の学校で、もっともっと、広々していて、建物も新しく、最先端の鍼灸雑誌がずらりと並んでいて、とても立派な図書館のところもあったのですが、そこでは、なんにも感じなかったのですよねー。

明日は、深呼吸空間『Green Salone』のテーマでもある、

人生をより創造的に生きていくために、

「直感を生かす」講座を、やることになっていて、資料をまとめていたのですが、

アーユルヴェーダの、ドクター蓮村は、こんなふうに直感を解説しています。

  直感とは、こころのもっとも基本的かつ原始的な機能である、「感覚と運動」をとらえる能力に基づいたものです。たとえば、一口食べた瞬間に「あれ?味が変だ」と気がつき、 それを吐き出すことで、食中毒にならずに済んだとか、田舎道を歩いていて、ふと自販機に目がとまり飲料水を買っておいたので、その後しばらくしてから喉が渇いたときに飲めた、など明瞭な言語や推論ではなく、ふとした瞬間にとらえた感覚によるものです。
  こうした直感は、一見するとその時々の現象にのみ限定されたもののように思いますが、じつはそうではなく、人は長期的に見たときの願望の基本にもなっています。たとえば、いまの仕事が何か違うような気がする、という感覚があるとき、 それは、将来におけるほんとうの自分に合った仕事を直感しているのかもしれず、それが達成されるまで、その違和感はなくならないのです。
  つまり、直感とは、人が生まれつきもつ、成長や幸福の拡大をもたらす基本的な機能だといえます。

そういえば、あの図書館! わたし直感を感じてたなと思ったのでした。

おそらく、みなさん、そうした経験をたくさんされているのではないでしょうか?

でも、その直感が、あまりにも一般常識からかけ離れていたりすると、それを行動に移すときに、ちょっと躊躇しますよね。勇気をもって、行動に移そうと思っても、回りの人がびっくり仰天して、事が大騒ぎになったり。。。

わたしも、就職が厳しい時代にやっと入社できた会社を、一年で辞めてしまったり、40過ぎてから、鍼灸学校に行くことを決めたときなんかも

まあ、けっこう周りは驚き、いろんな反応がありました。。

それでも、自分の直感を信じて、ときに迷いながらも、進んできて、

今、この深呼吸空間『Green Salone』にたどりつくことができ、

自分の人生は、ちゃんと繋がっているんだなぁと思えて、そして、確実に昔より今のほうが幸福感が増していて、人生が充実してきている感じがします。

図書館に惹かれて、選んだ学校も、学びも充実していたし、大切な仲間や素敵な先輩にも恵まれて、本当に間違いなかったし

図書館は卒業してからも、いつでも行ってもよい! という特典も、入ってから知ったのですが、とてもありがたいです。

先日のブログでも、「感じることを大切に」と書かせていただきましたが、なぜ「感じる」ことが大切なのかというと、

こんなふうに「ふと感じたこと」が、人生を大きく変えて、そしてより大きな幸せに繋がっていったりするのです。

それは、どんな優秀なコンサルタントや人生の大先輩の指導でも得られない、

自分の中からしか得られない、人生をより充実したものとしてくれる「サイン」なのです。

ですので、その自分の中から湧き上がってくる、「微かな感覚」を磨くためにも、

感じることを大切にしてほしいのです。

そしてそこで、感じたことも大切に大切に扱ってほしいなと思います。