”火だこ” にご注意ください
みなさま、こんにちは。
突然ですが、『火だこ』というのをご存知でしょうか?
こちらのサイトに、症状についてなど紹介されております。
私も、今週いらした患者さんの足に出ていたのをみて、
片方の足だけ出ていたので、なんだろう??と思い、
すぐに調べてみたのです。
そうしたら、上記のサイトに行き当たり、患者さんに、
パソコン作業するときなどに、片側から、ヒーターを当ててませんか?
とお聞きしたら、まさにドンピシャ。
台所にたつときの、小型ヒーターが、まさに症状の出ているほうの足のほうに置いてあるそうです。
温熱性紅斑(火だこ)
この症状、痛くも痒くもないので、気づかないことが多いらしく、
うちにいらした患者さんも、ふくらはぎの裏側に出ていたので、ご本人もまったく気づいていらっしゃらず、
私がお伝えして、初めて気づき、びっくりされていました。
症状的に、心配することはなかったので、一安心ではあったのですが、
患者さんも、その症状にというよりは、
あまりにも、ご自分の身体なのに、ちゃんと観察していなかったことに、なかばあきれ、なんだか恥ずかしそうなご様子でした。
でも、本当にご自身の体だからこそ、いつも通りの作業ができて、昨日と今日で大きな違いがなければ、人と比べることもないので、これが普通なんだと思って、当然なのですね。
冷えや、肌の乾燥、肌の黒ずみ、呼吸の感じ、消化や排泄の状態、睡眠の状態なども
自分にとっては、日常普通に過ごせているわけですから、それが当たり前であり、普通なのですよね。
”火たこ”の場合には、目に見えるので、ご自身でも発見しやすいかもしれませんが、
身体の冷えや、肌の乾燥ぐあい、呼吸の状態、消化や排泄、睡眠などに関しては、自分では当たり前と思っていることが、じつはプチ不調が始まっている場合は、とても多いです。
ご自身では、別に冷えてないと思っていても、こちらで治療させてもらったときに、
とてもとても冷えている方、とても肌が乾燥しているのに、それが普通だと思っている方など
とても多いです。
子育てや介護にご自身の仕事、それ以外に趣味の時間も大切にしたりしていたら、
とてもとても、ご自身の体とゆっくり向き合っている時間などないでしょうし、無理もありません。
でも、ちょっとしたところから、身体の不調が始まっていて、
大きな症状となって現われたときには、もう予断を許さない状態になっている。。
なんてこともありますから、
ぜひとも、そうならないために、ご自身の身体をよく観察する習慣を取り入れていただけるといいなーと思います。
私が日々このブログで、いろんなことを発信しているのも、まさにその日常の中でご自身で、ご自分の身体を観察し、ケアする習慣を持ってほしいからです。
そのことで、自分が、どんなときに冷えやすいのか、疲れやすいのか、どんなときに朝の目覚めがよく、気持ちよく働くことができ、快適に動けるのか?
最初はわからなくても、日々、コツコツと、ご自身と向き合っていくことで、本当に多くのことに気付くようになります。
それは、年に一度の健康診断では、とうていわからないほどの小さな変化です。それに気づけるようになれば、どんな名医よりも、ご自身の身体についてはよくわかるようになるはずです。
自分にとって、本当に何がベストで、どんな状態がちょうどよいのか?
最終的には、自分が一番よくわかるはずなのです。
でも、現代は情報化社会、データや数値にばかり翻弄されてしまって、本当に自分にとってのちょうどいいや、快適な状態というのが、わからなくなっています。
ぜひとも、ご自身で自分を観察すること、初めていただければと思います。
深呼吸空間『Green Salone』では、
『自分にとってのちょうどいいを知る』 お灸教室
にて、ご自身で自分の身体を観察し、自分でケアできるようになっていけるお手伝いをしています!
こちらもぜひご活用くださね!
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