寒中お見舞い申し上げます。
昨日、1月5日は、二十四節気でいうと、小寒でした。
太陽黄経285度
冬至から数えて15日目頃、冬至 と大寒の中間。寒さが加わる頃という意味で、いわゆる「寒の入り」のことだそうです。
小寒から節分までの30日間を「寒の内」といい、寒風と降雪の時節で、寒さが厳しくなる頃。これから冬本番を迎えます。
寒稽古や寒中水泳が行われるのは、この「寒」の時季だそうです。
寒中見舞いを出すのもこの時期だそうです。
『寒中見舞い』にも、ちゃんと意味があったのですね。
1月7日は松の内の最後の日、明日でお正月も終わりですね。
ま、いまどきでは、元日から開いているお店もたくさんありますから、お正月から仕事という人も多いことでしょう。
お正月気分を味合わずして、なんとなく新年に突入してしまっている方も多いのかもしれないですね( ̄▽ ̄)
お正月しっかり休んで、食べすぎてしまった方も、お正月気分をまだ味わっていない方も、
1月7日といえば、七草粥!
ぜひとも、春の七草でおかゆを作って食べてみましょう!
年末のお屠蘇ではないですが、ここにいれるお野菜にも、やはり無病息災を願っての意味が込められていました。
- 芹(せり)=「競り勝つ」
解熱効果や胃を丈夫にする効果、整腸作用、利尿作用、
食欲増進、血圧降下作用など、様々な効果があります。 - 薺(なずな)=「撫でて汚れを除く」
別名をぺんぺん草といいます。
利尿作用や解毒作用、止血作用を持ち、胃腸障害やむくみにも効果があるとされています。 - 御形(ごぎょう)=「仏体」
母子草(ハハコグサ)のことです。
痰や咳に効果があります。
のどの痛みもやわらげてくれます。 - 繁縷(はこべら)=「反映がはびこる」
はこべとも呼ばれます。
昔から腹痛薬として用いられており、胃炎に効果があります。
歯槽膿漏にも効果があります。 - 仏の座(ほとけのざ)=「仏の安座」
一般的に、子鬼田平子(こおにたびらこ)を指します。
胃を健康にし、食欲増進、歯痛にも効果があります。 - 菘(すずな)=「神を呼ぶ鈴」
蕪(かぶ)のことです。
胃腸を整え、消化を促進します。
しもやけやそばかすにも効果があります。 - 蘿蔔(すずしろ)=「汚れのない清白」
大根のことです。
風邪予防や美肌効果に優れています。
※七草粥には、菘と蘿蔔は葉の部分を、薺は花芽を持つ前の若芽を利用します。
これをみただけでも、なんだか健康になりそうですよね。
作り方は、簡単!
前日の夜(つまり今夜)に、用意した七草を刻み、塩で揉んでおきます。
7日の朝に炊いたお粥の中に塩もみした七草を入れるだけ。
土鍋から作ったお粥は最高ですが、残りごはんで作っても、かまいません。
便利な事に、スーパーや八百屋さんには、ちゃんと七草粥のセットが売っていますので!
明日の朝は、ぜひともご家族みんなでお粥を食べてみませんか?
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