暮らしをアートする♪ホリスティック養生の原点その②
暮らしをアートする♪ホリスティック養生の原点その①から、じつに、半年ぶりになってしまいましてほんとごめんなさい(^_^;)
2007年に「脳の右側で描く」という5日間のワークショップに参加し、「右モード」なるものを体験したこと。そのさらに2年後に「触覚の1デイ」に参加したこと。
大自然の中にある登り窯で、ひたすら手を動かし土をこねて過ごした2日間。
みんなと別れて甲府から特急列車にのり、
一人になったときに
わぁーっとその二日間で体験したことが走馬灯のように頭のなかを駆け巡り、
しばし一人フィードバックのような時間を過ごしたのですが、
そのとき、はたと気が付いたのです。
「日常をアートする♪」「暮らしをアートする♪」
それをやれば良いんじゃないのー!!
って。
そのとき持っていた、小さなメモ書きに
「日常をアートする♪」「暮らしをアートする♪」
って、ひたすら書いて、色をつけたこと、とても懐かしい思い出であり、わたしの新しい人生の探究が始まったときでもあります。
そのときの様子、帰ってから先生にお礼かたがた自分が気が付いた大切なことをメッセージして、それに対して、斎藤先生がフィードバックしてくれたメールのやり取りを残してあったので、
あのときの感動がそのまま伝わると思うので、ここにそのまま転載してみます。
登り窯の触覚のワークショップ、楽しかったですね♪ワインあり、ビールあり、日本酒ありの、はじめての
夜の賑やかさは、バンガローだったからで、
太田さんの登り窯ではできない、賑やかさでした。
自炊も楽しかったですね。
さらにあちこち、欲張って盛りだくさんに
なりました。
あなたのおっしゃる様に、太田さんの十数年の生活から
の成果を、関さんがあそこで十数年つちかった来て、生活を、
ちょっとお邪魔させていいただいて、
体験させていただくだけでも、まれな事、ありがたい事です♪
太田さんは、関さんとは七夕の織り姫、彦星の様に
1年に一度のみのご縁です。
それでも10年間ぐらい続くと、やはり心に響く者が
お互い出来てきます。
太田さんは、みどりさんはじめ1デイの皆の、ワイルドな作品に
びっくりして、共感していつも先に予定を入れて下さいます。
> 向こうにいるときはなんだか夢中でスケジュールに追われながら、でも自然と5
> 感をフル活動させていろいろ味わっていたような気がします。
> そして帰りの電車の中でそれらが頭の中でフィードバックされてきて、そして、
> 大きな事に気付きました。それが、あなたのすごいところです♪
触覚のワークショップと言いながら、実は五感をフルに使う、
もしかして第六感までも使う、大自然での中の
人間としても基本の、空気、木、土と、火と、人と、食との
対話を都会から急に全部をどっぷり体験する訳ですから。
> 今までは、仕事の中でいかに1デイに参加する日を作るか?休みの日に絵を描く
> 時間を作るか?なんて考えながら、でも、休みには家のこともいろいろやんな
> きゃいけないし、
> やりたい事もいろいろあって、なんだかせわしなく過ぎて行ってしまう日々の中
> で、ときどき1デイに参加するのが精いっぱいの日々でした。日々生きているだけで我々は、いっぱいいっぱいになります。
その中で創作活動を、といってもなかなか出来ません。
1デイ、フォローアップはその中で、
ちょっと時間を作っていただき どっぷり浸って、”野生に再起動”の場なのです♪
> でも、わざわざ1デイに参加しなくったって、
毎日毎日の生活がじつはアートな
> んだと今回の旅で気づきました!
> 部屋の片づけは、つまりは家の中の空間をアートすればよいわけで、料理も素材
> の組み合わせ、お皿との組み合わせ、それでいて栄養と美味しさを生みだす!ま
> さにアートです。感動が、あって始めた人は何かを残したい、表現したい、
と思います。
創作のための創作ではなく、感動が会って始めて何かをしたい!と思うのです。
> 毎日着る洋服も、
その素材とデザインの組み合わせもまさにアート!わざわざ着
> 物を着なくったって、おしゃれはできるはず!それに合わせて髪型やメイクを考
> える!!そうです!
それが、自分の生活をアートする。という事です。
どこかから探し出して、アーと作品を作るのもアートですが
日常に埋もれて、無感覚になったもの達に
ちょっと、新たな視点を加えるだけで、
すばらしい感性のはいた、アートになるのです♪!!
> 今までまがりなりにも化粧品の販売をやってきていながら、今更ながら気づくな
> んて笑っちゃいますが。。。化粧品とは言っても中身が植物・自然!が売りだ
> し、ブランド力がないシナリーは、見た目よりもそもそも中身で勝負!!ファッ
> ションなんかより人も中身が大事!なんて思っていて、もともとが化粧やファッ
> ションなんかに興味がない私としては、ほんとにメイク力なんかは最低限しか勉
> 強してこなかったんです。。自分にはアーティスティックな世界とは無縁で、あ
> こがれが強かったのですが、そんなに肩肘はってやるもんじゃなく、ほんとに毎
> 日の生活そのものをもっと楽しんだらよいのだ!と気づきました!それはあなたの中に眠っていた、あなたらしい感性が
始動したのですね!
すばらしい事です~~♪
>斎藤先生が料理をされている姿をみて、やっぱり絵を描いているときとおんなじモードなんで
> すよね。。。
> あれが右モードなんだなと。あれれ?そうでしたか?
ほほほ。楽しんでいたからかな♪
> 自分なりの仕事やり方も、実はアートで、
いかにクリエイティブに自分らしさを
> 表現するか?なんですよね。それこそ一日や二日でできる作品ではなく、一生か
> けて自分という作品を作り上げていくわけなんですね~。ここまで書いていて、
> そういえば初めて日本画の講座に出た時もそんなことを感じていました。すっか
> り忘れていましたが。。。
>
> 気張ることもなく、誰かの真似でも、人との競争でもなく、まさに自分の作品づ
> くりを自分の人生にもあてはめてやっていけばいいのですよね~すばらしいです!!
そうなんです。それを気がつていただきたかったのです。
青い鳥は探しに行く者ではなく、
今ここで、作るものなのです。
それが個性で、アートなのです!
> そしてキーワードは、やっぱり楽しむことですね!!
>
> 楽しむことの威力はすごいですね。そうなんです~♪
楽しむ,楽しい先にはすばらしい物があるのです~♪
> これからは、1デイのときだけでなく、毎日の暮らしを楽しんでいきたいと思い
> ます。人の評価が主体になってしまいがちの、作品作りだけでなく、
自分の人生を、自分がすばらしいと思う様に作っていくのも
アートだ、と絵描きの生活をやめて、
その追求をしようと思って、やっていたのが
伝わったかと思うと、私の方が、うれしいです!
ありがとう~♪
由江
お部屋の片付けも、お料理も、洋服やメイクも、そして仕事のやり方までも、
自分が心地よいと思うものを選び、楽しみながら、そして健康をデザインしていく。
一生かけて自分の人生をアートしていく、自分なりに満足いくものに創り上げていく!一朝一夕にはできないからこそ、日々目の前のことを ″楽しむ” ということが、とても大切であり、
毎日の当たり前の暮らしを楽しむこと そのとことこそがとても大切なんだと気がついたのでした。
私から先生に宛てたメールの最後が、
『 これからは、1デイのときだけでなく、
で、締めくくられていて
あれから11年。まさにまさにその通りになってきているなーと。思ったのでした。
この頃はまだ鍼灸師になるなんて思ってみなかったですが、その後鍼灸師を目指すことになり、
より健康で自分らしさを大切にしながら、人生を歩んでいくということを
自分もやっていきたいし、それをご縁のある人達にも発信して、サポートしていきたいと思ったときに、
やっぱりそこでは、「楽しむ」ということが何より大切で、楽しむためには、自分が何をもって「心地良い」と感じるのか、そこがとても大切だよなと思ったのでした。
とかく「健康」ということと向き合うときに、身体によい食事、健康によい習慣など、正しさにフォーカスされがちで、
それが出来ない自分はダメなんだ。。。
というスパイラルに陥りやすいと思うのですが、
病気を治すということにフォーカスするのではなく、
より健康で、より幸福の拡大 ということを長い人生で謳歌し続けようと思ったら
それこそ、これだけ食べてればよい!とか、これだけやっとけばよい!とか、これだけ使っておけばよい!
とか、そんな単純なことではないですよね。
食事、運動、呼吸、住まい、衣服、考え方、人間関係、仕事との向き合い方、SNSとの関わり方なんかまで、暮らしにまつわるすべてが、健康や幸福を作っていくわけなので、
やっぱり、毎日の暮らしの中で、無理なく続けられること、そこに楽しみがあって続けられること、心地良さや快適さをともなうこと、
そういうことでなかったら、とても続けていくことなんかできないわけなのです。
というわけで
「暮らしをアートする♪ホリスティック養生のすすめ」
に込めた思いは、
毎日の当たり前の暮らしをアート作品を描くかのように楽しむこと
気張ることもなく、誰かの真似でも人との競争でもなく、
まさに自分の作品づくりを自分の人生にもあてはめてやっていくということ
幸せの青い鳥をどこかに探しにいくのではなく、
いま、ここ、目の前の当たり前の暮らしの中で創るもの。
ということなのでした。
最近の私は、一汁一菜 にはまっていて、ご飯と味噌汁、それにほんの少しのお漬物とか。なにか一品。それもなければ、ほんとご飯とお味噌汁で、お味噌汁に何でも具材を入れてしまうというもの。
アーユルヴェーダでも、必ず汁物を食事には用意することと言われていますが、
カレーだって、まさに一汁一菜なのですよね。
土井善晴先生の「一汁一菜でよいという提案 」 の本を読んだら、
「一汁一菜」という型を決めてしまうことで、逆にものすごく創造力が働いて、毎日の食事の支度もとても楽しくなっているのです。
ラーメンだってワンタンだって、一汁一菜の型だし、これからの時期に頻繁に登場するお雑煮やお汁粉も、れっきとした一汁一菜なんですよね。
そのシンプルな型を決めることによって、それこそご飯は一段と丁寧に炊くようになったし、お味噌汁の決めてである、味噌もいろいろな組み合わせを楽しんでみたり。。。
一汁一菜で、日本各地を楽しんだり、世界中を旅するように、毎日の食卓を楽しむことができるなーなんて思って、それを想像するだけでほんとうに毎日楽しいのです。
昨夜は、クリスマスイブでしたが、極めて日本的な食卓。
お刺身と昆布とわかめとご飯に、北陸能登の伝統発酵調味料の「いしり」と自家製味噌で味付けした、お茶漬けでした。
これが、とっても美味しくて!
鍼灸師になってから、手探りしながら
暮らしを楽しみ、暮らしをアートする♪ ということ、
発信してきましたが、
日常での当たり前の食卓を、自分自身が、
いま、ここ、楽しむことができていること
何より良かったなーと、思ったのでした。
確実に、11年前と比べたら、健康レベルもよくなり、願望も叶いやすくなっていて、
幸福の拡大を体験できているしね。
『楽しむ,楽しい先にはすばらしい物があるのです~♪』
という斎藤先生の言葉は、本当でした(*^_^*)
「暮らしをアートする♪ホリスティック養生の原点」
長くなりましたがお読みいただきありがとうございました。
これからも、「暮らしをアートする♪ホリスティック養生」に関して
随時発信していきたいと思いますので、
『それ、楽しそー♪』と思ったら、ぜひご自身の暮らしに取り入れてみてくださいね。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
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