PMSや月経困難症、子宮内膜症でお困りの方へ③ 【まとめ】

みなさまこんにちは。

前回、前々回の記事の続きです。

前回と前々回の記事はこちら↓

PMSや月経困難症、子宮内膜症でお困りの方へ①

PMSや月経困難症、子宮内膜症でお困りの方へ②

先日の女性疾患の勉強会にて教えてもらってきた、PMSや月経痛など、月経にまつわる諸症状を楽に乗り越えるために心がけておきたいことは、次の5つでした。

  1. 自分のパターンを知っておく
  2. その期間は重要な予定を入れない
  3. 大豆、魚(特にサバ)、ナツメなどを積極的にとる
  4. 甘い物(間食)を食べ過ぎず、食事をきちんと食べる
  5. この時期は無理をしない

「そろそろ来るな」と、心の準備をしておく。つらいときは無理をしない。また、日頃から食事に気をつける

の、5つです。

 

さらに、月経にまつわる諸症状に対して、アーユルヴェーダ的な養生として勧められているのは、次の6つです。

  1. 生理1、2日前、就寝時、入浴後、ティースプーン1~2杯のヒマシ油をカップ半分のホッとミルクに溶いて飲む。
  2. 生理の一週間前から全身のオイルマッサージを行い、腹部をよく温めながら、時計回りに優しく数分間さすります。
  3. 生理前の一週間、日中軽い散歩をします。
  4. 生理前の一周間、忙しくしたり、緊張するようなことは避けます。
  5. 適切で十分な睡眠を確保します。
  6. 酸っぱすぎるもの、辛すぎるもの、消化に負担のかかるようなものは食べないようにします。

(「病院では教えてくれない不調の治し方 蓮村誠著」を参考にしました)

 

と、ここまで書いて思ったのですが、

 

自分のパターンを知っておくのは、まあよしとしても、

その時期に重要な予定はいれないだとか、

日中に散歩するだとか、

忙しくしたり、緊張するようなことは避けるとか、

甘いものを控えるだとか。。。

 

これって、なかなか難しいですよね。

 

私自身が、PMSや激しい月経痛で悩まされていたころ、

 

中高バスケ部で、毎日激しく運動していたので、部活を休むわけにはいかないし(あまりにも痛みが激しくて休まざるをえないときはあったけど。。)、極度に疲弊するから、甘いものもは食べたいし、夕飯だってがっつり食べたいし。。。

学校に行っていたら、お散歩なんか悠長にしている暇はないし、

 

社会人になったら、なおさらですよね。

毎日会社にいけば、やらなければならない仕事に追われるし、上司と部下の間にはさまれたり、お客さんに気を遣ったりで、緊張しっぱなしの毎日だったりするわけで。。。

「重要な予定は入れない!」

なんて言われても、取引先との商談や、会社の大事な会議などは、自分の都合で決められるはずもなく。。。

 

というわけで、上記のように書きながら、

これ、絶対無理だよね。。。

 

自分自身に突っ込みを入れてしまいました(+_+)

 

そこで、しばらく考えて、

日常の過ごし方を変えなくてもできる、

一番手っ取りばやく、そして手間なくできる方法を思いだしたので、

ご紹介します。

 

それは、せんねん灸の火を使わないお灸「太陽」です。

 

これを、『三陰交』というツボにはります。

内くるぶしのいちばん高いところに小指をおき、指幅4本そろえて、人さし指があたっているところが三陰交です。

 

『三陰交』というツボは

女性の生理一般にとても効果があることで有名です。更年期症状、メンタルケア、冷え症、むくみなどにもとても効果があり、女性の万能ツボとも言われます。

治療院を受けにくる方でも、お灸教室にいらっしゃる方でも、大半の方はこのあたりが、ぺこりと凹んでいます。

 

凹んでいるところが見つかったら、まさにそこはお灸ポイントですので、ぜひこんなふうに、火を使わないお灸「太陽」を貼ってみましょう。

(凹みがわからなくても、上記の三陰交の場所を参考に、だいたいで大丈夫です)

 

 

これでしたら、一度貼ってしまえば

そのまま家事も仕事も部活だって、なんだってできます。

日常の生活は変わりなくおくれます。

 

ただし、人から見られるとかっこ悪いので、長めのスカートやパンツスタイルのときでないと、外では難しいですね。

難点はそのくらいでしょうか?

 

 

PMSや月経痛、子宮内膜症、あるいは更年期障害に悩まされている人で、

さらに忙しく仕事や子育てに追われていて、わかってはいても

とても自分をケアする余裕のない方は、

ぜひ、せんねん灸の「太陽」

 

お試しくださいね。

 

お時間ある方は、こちらの記事も参考になさってくださいね。

『煙の出ないお灸』『火を使わないお灸』のすすめ