足湯のすすめ

みなさま、こんにちは。

おかげさまで、足の捻挫は順調に快復してきております。

お灸カフェのイベントは中止にさせていただきましたが、

治療のほうは、ご予約のみなさま予定通りさせていただいておりますので、

安心していらしてくださいませ。

さて、今日は「足湯」のすすめです

 

ケガをして3日間くらいは、痛みと腫れがひどくて、何もすることができなかったのですが、

痛みも腫れも引いてきたら、少しずつ動けるようになり、病院にて、包帯で固定する処置もしてもらったら、ちゃんと歩けるようにもなり、日常生活にはほぼ支障がなくなりました。

 

ただ、「包帯はお風呂に入るときもそのままで、包帯を濡らさないようにして、シャワーぐらいにしてください」

 

と、お医者様に言われていたので、半身浴ができません。

あと、毎朝の日課のお散歩も、歩けるようになったとはいえ、無理はしないほうがいいので、控えております。

先日のブログ【夏の養生】で、夏は陽気を発散させることが大切で、少し汗をかくことが、この時期を快適に過ごすコツだとお伝えしましたが、

捻挫をしてしまったことで、お風呂もダメ、運動もままならないので、その陽気を発散させることができずにいました。

そこで思いついたのが、「足湯」です。

包帯をしているほうの足は、もちろんダメなので

試しに、ケガをしていない健康なほうの足のみ、足湯をしてみました。

そうしたら、ほんの5分くらいでも、気持ちよく汗がでます。

この暑さですから、クーラーを入れずにいたら、家の中でじっとしていても、汗ばんできますが、

そうやってじっとしていても出てくる汗と、足湯でかく汗は、全然違います。

そして、身体はとても軽くなり、気分も爽快です!

 

夏に注意しなければならないのが、熱中症ですが、

じつは、熱中症の一番の原因は、冷えにあります。

暑さのよって引き起こされるのですが、同じようなところにいても、熱中症になる人とならない人がいるわけで、その差は、その方の身体の冷え具合によるのです。

冷え性という病気があるわけではありませんが、ようは冷えている人は、気も、血も、水も、すべての巡りが悪いのです。

めぐりがよい身体の人は、暑くなれば汗をかき、体温が一定に保たれるようになっていて、汗をかけば喉が渇くので、水分補給するし、尿の量も体が勝手に調節して、体内の水分を保持するように働きます。

なので、めぐりのよい人は、どんなに外気温が暑くなろうが熱中症にはなりません。

ですから、この時期冷たいものの飲み過ぎ食べ過ぎには、本当に注意したいところなのですが(お腹を冷やしてしまうと、ダメージが大きいのです)、

そして、夏こそしっかり湯船に使って、温まることをしっかりやって頂きたいわけなのですが、

実際は、

冷たいものしか喉を通らない...

 

お風呂はシャワーのみ...

 

という方が大半だと思います。

 

ですので、お風呂は無理でも、

せめて

足湯をされてみてはいかがでしょうか。

 

クーラーがほどよく効いたお部屋でかまいませんので、

バケツに足首まで浸るぐらいのお湯を張ります。

温度は、気持ちよいと感じるくらいがちょうどよいです。(気持ちよいと感じる温度なので、当然人によって違います。)

そして、ぬるくなってきたら、途中で熱めのお湯を足しながら

5分~7分くらい、両足をつけます。

 

それを、シャワーを浴びる前にやって、それからシャワーを浴びると

とてもスッキリします!

お年寄りやお子さんで、体力が消耗している方にも、足湯はおすすめです。

体力が落ちているときには、全身浴はじつは負担がかかります。

ですので、夏バテぎみで、食欲も落ち、体力消耗しているときには、足湯で温めると、身体に負担んかからずに、全身の巡りをよくしてくれます。

熱中症の予防にもなります。

 

バケツがお家になかったら、バスタブに少しだけお湯をはれば、バスタブに腰かけて足湯ができます。

 

ぜひ、これからが夏本番ですので、

暑さと上手に付き合うためにも、【足湯】

お試しくださいね。